「リバー、流れないでよ」のスピンオフ映像が公開、叡山電鉄の開業100周年記念で

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2023年公開の映画「リバー、流れないでよ」のスピンオフとなる「リバー、流れたあとで」が、京都の叡山電鉄開業100周年記念ムービーとして製作。本日8月4日10時に叡山電鉄公式YouTubeチャンネルで配信された。

「リバー、流れたあとで」ビジュアル

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ヨーロッパ企画上田誠が原案・脚本を手がけ、山口淳太が監督を務めた「リバー、流れないでよ」は、京の奥座敷と呼ばれる貴船を舞台に、2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描いた作品。その物語構造が話題を呼び、上田は第33回日本映画批評家大賞で脚本賞に輝いた。

「リバー、流れたあとで」場面写真

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「リバー、流れたあとで」場面写真

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「リバー、流れたあとで」場面写真

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「リバー、流れたあとで」では山口が再び監督を担い、料理旅館ふじやの仲居・ミコト役の藤谷理子のほか鳥越裕貴角田貴志酒井善史石田剛太ら当時のキャストが再集結。劇中では夏の鞍馬渓谷を走る叡山電車の車内で、ミコトが2年前の出来事を回想する姿がつづられる。彼女と、フランス修行中の料理人タクの思い出が四季ごとにフラッシュバックし、2人の物語が列車の走行とともに交錯していく。4分45秒の本編には京都出身のバンド・くるりの楽曲「リバー」が使用された。

山口淳太

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「リバー、流れないでよ」より、ミコト役の藤谷理子

「リバー、流れないでよ」より、ミコト役の藤谷理子[拡大]

山口は「叡山電車の開業日である9月27日。ミコトは2年前を思い出し、時の流れを四季折々の電車の景色とともに振り返ります。再集合したキャスト・スタッフの皆さん、くるりさん、この夢のような機会をくださった叡山電車さん、ありがとうございます」と感謝を伝える。京都出身の藤谷は「叡電は通学をはじめ生活になくてはならない電車でした。そんな叡電にこんな風に関われるなんて…! 撮影の際、毎日座っていたホームのベンチに中学生の頃の自分を見た気がします。苦しいことやクサクサすることもあったけれど、大人になったらこんなに素敵なことが起こるよと、あの頃の自分にそっと伝えたくなりました」と振り返った。

叡山電車開業100周年記念ムービー「リバー、流れたあとで」

山口淳太 コメント

叡山電車100周年記念として、2023年にヨーロッパ企画が制作した映画「リバー、流れないでよ」の続きを描くことが叶いました。叡山電車の開業日である9月27日。ミコトは2年前を思い出し、時の流れを四季折々の電車の景色とともに振り返ります。再集合したキャスト・スタッフの皆さん、くるりさん、この夢のような機会をくださった叡山電車さん、ありがとうございます。

藤谷理子 コメント

叡山電車100周年おめでとうございます! 私は京都の貴船出身で、叡電は通学をはじめ生活になくてはならない電車でした。そんな叡電にこんな風に関われるなんて…! 撮影の際、毎日座っていたホームのベンチに中学生の頃の自分を見た気がします。苦しいことやクサクサすることもあったけれど、大人になったらこんなに素敵なことが起こるよと、あの頃の自分にそっと伝えたくなりました。私は劇中ミコトを演じていますが、ミコトにも同じことを伝えたいです。大変貴重な機会をありがとうございます。これから次の100年、益々のご発展をお祈りいたします。

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山口淳太 Junta Yamaguchi(映像ディレクター/ヨーロッパ企画) @YJunta

ナタリーさん!ありがとうございます🙇‍♂️
#リバー流れたあとで https://t.co/S9cqWh6PP2

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