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塚本晋也最新作「野火」46秒間の特報映像、兵士は戦場で何を見たのか

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「野火」メインビジュアル (c)Shinya Tsukamoto/海獣シアター

「野火」メインビジュアル (c)Shinya Tsukamoto/海獣シアター

「鉄男」「KOTOKO」などで知られる塚本晋也の監督最新作「野火」の特報映像が公開された。

「野火」は大岡昇平が第二次世界大戦中のフィリピンを舞台に、極限状態に陥った人間の心の葛藤を描いた同名小説を原作としている。塚本はかねてから本作の映画化を熱望しているとインタビューなどで語っており、自ら監督と主演、脚本、編集、撮影、製作の6役を務めて実現に漕ぎつけた。ほかの出演者に、塚本とは「バレット・バレエ」以来の再タッグとなる中村達也、塚本組初参加のリリー・フランキー、オーディションで抜擢された新人俳優の森優作らがいる。劇中の音楽は塚本作品おなじみの石川忠が担当した。

この特報映像では美しい自然を背景に、日本兵たちが耐え難い飢餓感を抱えながら敵の襲撃から逃げ惑い、疲弊していく様子が切り取られている。また原作で重要な問題として描かれた人間の肉を食べるか否かというエピソードにも触れられ、映像の最後には「兵士は、戦場で『何』を見たのか。」と意味深長なコピーが添えられている。

「野火」は7月25日より全国で公開される。

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