「天国大魔境」は異形の化け物が巣食う近未来の日本を舞台に、壁に囲まれた施設で暮らす謎の子供たちと、荒廃した外の世界で“天国”と呼ばれる場所を探して旅する男女・マルとキルコを描くSFアドベンチャー。月刊アフタヌーン(講談社)で連載されている。2018年の連載開始直後から話題を集め、同年12月には「このマンガがすごい!2019」オトコ編第1位にランクイン。単行本は7巻まで刊行中だ。
アニメーション制作はProduction I.Gが担当。併せて同スタジオが手がけたティザービジュアルも公開された。ティザービジュアルでは、マルとキルコが崩壊した世界と対峙するさまが禍々しくも美しく表現されている。さらにアニメ化を記念し、石黒からはお祝いの描き下ろしイラストとコメントが届けられた。
石黒正数コメント
いや実は、滅び朽ちた日常風景の荒涼とした美しさや絶望感を描き出す手段としてはアニメが最も向いていると思っていました。
しかし僕は漫画家ですからモノクロの静止画で四苦八苦していたわけですが…まさかアニメ化の企画が動き出すとは。
アニメの生命を吹き込まれたキルコとマルがどんな旅をするのか、楽しみにしています。
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石黒正数「天国大魔境」2023年にTVアニメ化、アニメーション制作はProduction I.G(コメントあり) - コミックナタリー
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