野村萬斎による、たった5人の「マクベス」6月東京を皮切りに国内ツアー

野村萬斎の「マクベス」が、6月から東京、愛知、兵庫、滋賀にて上演される。

世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村の構成・演出により、わずか5人の出演者で物語をわかりやすくシンプルに描く野村版「マクベス」。2010年の初演以来、2013年にはニューヨークとソウル、2014年にはルーマニアのシビウ国際演劇祭とパリと海外でも公演を重ね、この度4度目の上演となる。

今回はマクベス夫人に鈴木砂羽を迎えるほか、天井棧敷の系譜をたどる小林桂太、高田恵篤、福士惠二が出演。マクベスを演じる野村とともに、能・狂言の小道具を使ってシェイクスピア作品を表現する。音楽監修は音楽ユニット・KOBUDO-古武道-でも活躍する、尺八演奏家の藤原道山が担当。東京公演のチケットは4月16日に一般発売される。