曲もPVもiPhoneだけで制作、徹底的に“クラウド”な楽曲

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Merce Deathの新曲「STILL IN THE SKY」が発表された。

「STILL IN THE SKY」ビデオクリップのワンシーン

「STILL IN THE SKY」ビデオクリップのワンシーン

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Merce DeathはW+K Tokyo Labのクリエイティブスタッフでもある大野真吾が、2002年に始動させた1人ユニット。今回発表された「STILL IN THE SKY」は作曲、ビデオクリップの撮影&編集など全ての作業がiPhone 4Sを使用して行われた。

楽曲は音楽アプリ「GarageBand」を使用して制作。オーディオ素材「Apple Loops」を使わずに全ての楽器をiPhone内で演奏している。ビデオクリップ撮影に使われたのはiPhoneのカメラアプリ。飛行機の窓に、機内モードをオンにした自作ケース入りのiPhoneを貼り付けて撮影している。またPVの編集はiMovie、カラー調整はMovieLooksというアプリが使用されている。

特設サイトでは音源やビデオクリップのほか、大野真吾自身による制作背景などについてのコメントも掲載中。彼はここで「出来上がった音源はSoundCloudに、映像はYouTubeにそれぞれアップしました。いわゆる『Cloud』というやつです。空の上で作って、空の上(Cloud)にアップする事でこの作品はずっと空の上に居続ける事ができるのだと考えました。それがタイトルである『STILL IN THE SKY(未だ空に)』の所以です」と本作のコンセプトを説明している。

■STILL IN THE SKY by Merce Death

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