SHINCOが森山未來×前田敦子の映画「苦役列車」劇伴担当

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森山未來が主演する映画「苦役列車」の劇中音楽を、SHINCO(スチャダラパー)が手がけていることが明らかになった。

映画「苦役列車」メインカット(C)2012「苦役列車」製作委員会

映画「苦役列車」メインカット(C)2012「苦役列車」製作委員会

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これについてSHINCOは、以前より今作の監督である山下敦弘のファンだったことを明かし、「こんな素敵なプロジェクトに関われて本当に光栄でした」と喜びのコメントを寄せている。

また挿入歌はマキタスポーツが歌唱する「俺はわるくない」に決定。これについてマキタスポーツは「台本を読んですぐ、未來くん演じる貫多からインスピレーションを受けました。誰の心の中にも貫多はいます」と制作意図を明かしている。なおマキタスポーツは今作に役者としても出演。映画オリジナルの「高橋岩男」という役柄に挑戦している。

映画「苦役列車」は西村賢太の芥川賞受賞作を原作とした物語で、19歳の肉体労働者・北町貫多のひねくれた青春が描かれる。主演を森山未來が、その友人役を高良健吾が、ヒロインを前田敦子(AKB48)が担当。7月14日より全国劇場にて公開される。

SHINCO(スチャダラパー)コメント

前々からファンで、過去一度だけ深夜ドラマで一緒にお仕事させてもらった山下敦弘監督から、今回のオファーが来たときは本当に嬉しかったです。それも西村賢太さんの芥川賞受賞作「苦役列車」の映画化なんて、あまりに出来過ぎで笑っちゃいました。こんな素敵なプロジェクトに関われて本当に光栄でした。

マキタスポーツコメント

マキタスポーツ42歳、女房、子供あり。そんな僕は今回、“女優として”山下監督に“脱がされ”ました。高橋という役は、原作にはないコメディリリーフ的な役だったので、笑いを取る気満々だったんですが、早々にそんな打算的な思惑は打ち砕かれます。生板の上で笑いを取るというなら自信はあります。しかし「映画の中の人」でいるのは難儀でした。“その世界にいる人”という「天然素材」としての存在感を自身でコントロールするのは完全に傲りだと気付いたのは随分後のこと。さて、どんな感じになったかは劇場で、ぜひご覧ください。そして後で如何様にも評価してください。とにかく僕は、監督に脱がされたんです。恥ずかしい。

あと僕、挿入歌を作らせてもらいました。「俺はわるくない」というどうしょうもないタイトルです。台本を読んですぐ、未來くん演じる貫多からインスピレーションを受けました。誰の心の中にも貫多はいます。そういう歌になりました。聴いてください。

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