DIR EN GREYショートツアー開幕、大胆演出でファンを圧倒

DIR EN GREYのショートツアー「IN THE DYING MOMENTS」が、1月18日の東京・Zepp Tokyo公演からスタートした。

今回のツアーは、今週末1月22日に行われる大阪・大阪城ホール公演「UROBOROS -that's where the truth is-」を挟む形で東名阪で行われるもの。ファンクラブ会員限定の18日公演は、2012年初のDIR EN GREYのライブとなった。

この日は、約2時間にわたり実験的な演出を含む濃密なステージが繰り広げられたが、オーディエンスを最も驚かせたのは京（Vo）のパフォーマンス。ステージ中央の定位置を半円筒状の紗幕で囲まれる中、京はオープニングから本編のラストナンバーまでを歌いきり、観客の度肝を抜いた。

しかし翌日19日に同じ会場で行われたライブは前日とは演出を変え、前半が終わったところで紗幕が落とされる形に。京の姿が現れるとオーディエンスは怒号のような歓声をあげ、5人が叩き付ける圧倒的なパフォーマンスを全身で受け止める。特に激しいナンバーが怒濤のように続いた後半は、より大きな盛り上がりをみせていた。

なおDIR EN GREYは22日の大阪城ホールでは、アルバム「UROBOROS」の再現ライブを実施。その後「IN THE DYING MOMENTS」を再開し、1月24日に大阪・なんばHatch、26日に愛知・名古屋DIAMOND HALLでワンマンライブを開催する。22日の公演は当日券の販売も行われる。

UROBOROS -that's where the truth is-

2012年1月22日（日）大阪府 大阪城ホール
OPEN 18:00 / START 19:00

IN THE DYING MOMENTS

2012年1月24日（火）大阪府 なんばHatch
2012年1月26日（木）愛知県 名古屋DIAMOND HALL