V系カバーコンピレコ発ライブで若手が90年代にリスペクト

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若手ヴィジュアル系バンドが90年代のヴィジュアル系ヒット曲をカバーしたコンピレーションアルバム第2弾「CRUSH!2 -90's V-Rock best hit cover songs-」のレコ発ライブが、11月28日と29日の2日間にわたって東京・新宿BLAZEで開催。コンピに参加した13組のバンドが集結し、2日間で1000人を超える観客が来場した。

Annie's Black

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2日目である29日のトップバッターはAnnie's Black。SOPHIAのヒット曲「ゴキゲン鳥~crawler is crazy~」のカバーからスタートし、さらに「今日のライブのために」と言ってSOPHIA「Believe」のカバーも初披露した。

2番手はTHE YELLOW MONKEYの「JAM」をカバーしたケミカルピクチャーズ。ボーカルの平一洋がTHE YELLOW MONKEYのカバーをきっかけにバンド活動を始めたということもあり、原曲の壮大さはそのままに骨太なバンドサウンドで「JAM」を演奏した。

演奏力に定評がある関西在住の4人組ギルドは、ギターが際立つ彼ららしいアレンジでSIAM SHADEの「グレイシャルLOVE」をカバー。オリジナル曲「Burning Love」を含む全5曲を披露し、会場の熱気をさらに上昇させた。

続いてのamber grisは、重低音ドラムが効いたアレンジによるLUNA SEAのカバー「SHINE」からライブがスタート。ボーカルの手鞠はMCで「LUNA SEAさんの曲ももちろん、収録されている原曲は当時全て聴いていたので全て歌詞カードなしで歌える自信があります(笑)」と語った。

「トータル・アート」をコンセプトに活動しているMoranは、敬愛して止まないMALICE MIZERの「ILLUMINATI」を独自のアレンジで披露。ダークでヘビーなサウンドと甘美なHitomiのボーカルが絡み合い、名曲を新たな形でよみがえらせた。

6番手はBUCK-TICKの「スピード」をカバーした9GOATS BLACK OUT。ボーカルryoの甘美なビブラートで歌われた「スピード」は、原曲へのリスペクトを感じさせつつも彼ら独自のカラーで染め上げられていた。

2日間の最後を飾った福助。のソロプロジェクトADAPTER。は、CASCADEの「FLOWERS OF ROMANCE」をカバー。「演奏するのが一番緊張する曲です!」と話しつつ演奏前に歌う練習を披露し、会場内に笑いが沸き起こった。

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