この作品は、レコーディングスタジオで一発録りしている模様をライブとして公開し、DSDで収録した音源をDSDファイルのまま配信するという、雑誌「サウンド&レコーディング・マガジン」の企画「Premium Studio Live」により制作されたもの。
大野がミニムーグやスティールパンで鳴らした音を、zAkがリバーブ&ディレイで加工してスタジオ内をフィードバック音で満たし、飴屋は画びょうのついたギターを手の平でさすったり、バイオリンケースのファスナーを開閉しながら音にアクセントを付けていく。
音数が極端に少ないにもかかわらず、全体の流れに音楽を感じてしまう不思議な陶酔感を持ったこのセッション。配信されるのは計4トラックで、合計約38分のボリュームとなる。本作は高音質なDSDデータとMP3ファイルのバンドル、もしくはHQD(24bit/48kHzのWAV)を購入することが可能。価格はそれぞれ1000円となる。
DSDは通常のCDのPCM方式とはまったく違う1bitのレコーディング形式で、サンプリング周波数はCDの44.1kHzに対して64倍である2.8224MHzにもおよぶ。
大野由美子+zAk+飴屋法水「scribe」収録曲
01. scribe_i
02. scribe_ii
03. scribe_iii
04. scribe_iv
リンク
- [ototoy] 特集: Premium Studio Live Vol'3 大野由美子+zAk+飴屋法水 DSD音源で配信開始!
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音楽ナタリー @natalie_mu
大野由美子+zAk+飴屋法水の即興セッションを高音質配信 http://natalie.mu/music/news/51399