総勢162組登場!幕張「COUNTDOWN JAPAN」で13万人興奮

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ロッキング・オンが企画制作する年末恒例の屋内ロックフェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 10/11」が、12月28日から31日にかけて幕張メッセ国際展示場1~8ホールとイベントホールにて行われた。

写真は「COUNTDOWN JAPAN 10/11」EARTH STAGEのカウントダウンの模様。

写真は「COUNTDOWN JAPAN 10/11」EARTH STAGEのカウントダウンの模様。

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写真はDJ BOOTHのカウントダウンの瞬間。

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今回で8回目を迎えた「COUNTDOWN JAPAN」の会場には例年どおり、EARTH STAGE、GALAXY STAGE、COSMO STAGE、MOON STAGEという4つのライブステージに加え、DJ BOOTHの計5つのステージが展開。4日間で総勢162アーティストが出演し、過去最高の12万9511人を動員した。

初日の28日、EARTH STAGEのキックオフを行ったのはPUFFY。1曲目から代表曲「アジアの純真」でフロアを熱狂の渦に巻き込み、惜しみないヒット曲の連発でフェスの幕開けを華々しく飾った。

その後のEARTH STAGEにはMINMI奥田民生PerfumeSuperflyくるり10-FEETが登場。奥田民生は「ジャパーン!!」と絶叫しつつ「最強のこれから」「解体ショー」などのロックチューンでソリッドな演奏を見せつけ、Perfumeはこの日のために用意したというプリンセス風の衣装でキュートな歌と踊りをプレゼント。くるりは「人気曲とかあまりやらず盛り下げるだけ盛り下げていきます」と話しながらも「さよならアメリカ」「温泉」といった心温まるサウンドを丁寧に奏でた。

またGALAXY STAGEのトリを務めたZAZEN BOYSのステージには、途中でLEO今井が飛び入りし、向井秀徳とLEO今井によるユニット・Kimonosの楽曲もZAZENメンバーとの競演で届けた。

2日目のEARTH STAGEトップバッターを務めたBase Ball Bearのステージには、呂布(ex.ズットズレテルズ)、accoこと福岡晃子(チャットモンチー)、山口一郎(サカナクション)が参加。このフェスならではのコラボレーションでオーディエンスを魅了した。一方、同時刻のGALAXY STAGEではdustbox、COSMO STAGEではONE OK ROCKがともに激しいサウンドと人懐っこいMCで観客を沸かせていた。

昼過ぎのMOON STAGEにはMONOBRIGHTが登場。新体制となった彼らのステージをひと目観ようと大勢の観客が詰めかけ、入場規制がかかるほどの大盛況に。新メンバー・ヒダカトオル(G)の毒舌混じりのトークと桃野陽介(Vo, G)の自虐MCも冴えわたり、ファンを笑わせていた。

またこの日は「COUNTDOWN JAPAN」初出場のアーティストが多数参加。ゴダイゴは「Monkey Magic」「ガンダーラ」「銀河鉄道999」といったヒット曲を披露し、ムックやkannivalismといったネオヴィジュアル系のバンドもそれぞれの魅力を発揮したプレイでオーディエンスを惹きつけた。EARTH STAGEのトリを務めた9mm Parabellum Bulletはライブの中盤で新曲を披露し、圧倒的なステージで会場を狂乱の渦へ巻き込んだ。

3日目のEARTH STAGEは、グループ魂の爆笑ステージからスタート。「俺たちに品はない」「アイサツはハイセツよりタイセツ」といったパンクチューンを連発し、合間に時事ネタを盛り込んだきわどいMCを次々と繰り出す。エンタテインメント性あふれるパフォーマンスでお祭り気分を倍増させた。その後EARTH STAGEには、トータス松本ORANGE RANGEザ・クロマニヨンズストレイテナーといったアーティストが登場。ナヲ(ドラムと女声と姉)産休明け初の「COUNTDOWN JAPAN」出場となったマキシマム ザ ホルモンは、エネルギッシュなプレイで腹ペコたちを満腹にした。

3日目のGALAXY STAGEのトリを務めたのは175R。この日は活動休止前最後のライブとなったが、湿っぽい雰囲気はなく、「GLORY DAYS」「YOUR SONG」「空に唄えば」といったナンバーでフロアを彩っていく。オーディエンスも4人の熱演に合唱で応え、一体感のあるハッピーな空気を作り出していた。最後にSHOGO(Vo)は「またいつかライブで会いましょう!」と挨拶すると、爽やかな余韻を残してステージを降りていった。

31日は、カウントダウンを含むオールナイト公演として行われ、4日間のうち最も多くのアーティストが出演。EARTH STAGEのトップバッターを務めたPOLYSICSは、痛快かつハイテンションなステージでオーディエンスの熱狂を加速させていく。MOON STAGEで初ライブを行った木下理樹(Vo,G,Syn / ART-SCHOOL)と日向秀和(B,Syn / ストレイテナー、Nothing's Carved In Stone)による新ユニット・killing Boyのライブには、大勢の観客が集結。木下のアンニュイなボーカルとタイトなアンサンブルが絡みあう楽曲を披露し、フロアを独特の世界観で彩る。MCで木下は「ひなっちとステージに立つのは7年ぶりなんだよね。最後が『COUNTDOWN JAPAN』だったんだけど、またここに立ててうれしいです」とはにかみながら喜びを表現した。

以降も各ステージで熱演が繰り広げられ、いよいよカウントダウンの時間を迎えることに。EARTH STAGEのエレファントカシマシは銀テープが舞う中、好戦的な「ガストロンジャー」で新年の幕開けを飾り、GALAXY STAGEのTHE BAWDIESはカウントダウンが終わると「2011年最初に食すのはコレだ!」と叫び「HOT DOG」を超満員のオーディエンスにプレゼント。またCOSMO STAGEのHiGEは、パーティ感全開のステージで新年の始まりを祝福した。

もちろん年が明けた後もフェスは続き、個性豊かなアーティストやDJ陣が各ステージに登場。ハッピーな音楽空間を作り出し、4日間におよんだ「COUNTDOWN JAPAN 10/11」は大きな盛り上がりをみせる中でフィナーレを迎えた。

なおフェスの模様は、WOWOWにて2月11日(金・祝)から毎週金曜日、3週間にわたって計12時間オンエア。3月からはアーティストを個別に紹介する「アーティスト特集」も放送される。

※記事初出時、一部写真のキャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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