AI、マイケル命日にMJお墨付きシンガーとライブ初共演

マイケル・ジャクソンの命日である6月25日、Zepp TokyoにてMUSIC ON! TVのスペシャルプログラム「AI miss MICHAEL JACKSON ～KING OF POPの奇跡～」のプレミアム上映会が開催。このイベントにAI本人も登場し、トークセッションや生ライブを披露した。

「AI miss MICHAEL JACKSON ～KING OF POPの奇跡～」は、AIがマイケルの縁の人物や土地を巡り、その軌跡を追ったドキュメンタリー番組。会場では、MUSIC ON! TVにて放送されたこのスペシャルプログラムを、抽選で選ばれた約800人がスクリーンで鑑賞した。

上映終了後はAI本人もステージに登場し、番組についてのトークセッションがスタート。マイケルの兄弟やスタッフなど20名以上にインタビューした渡米エピソードを存分に語ったAIは、「この番組にかかわったことで、私にとっては神のような存在だったマイケルの人間らしいところをたくさん見ることができた」と振り返った。

そんな中、「番組を通して新たに友情が芽生えた人の1人」として特別ゲストを紹介。登場したのは、「THIS IS IT」ツアーにバックボーカルとして採用されたジュディス・ヒル。これには会場からもどよめきが起こったが、さらにジュディスとAIがこの場でコラボレーション曲「For my Sister」を初披露することが発表されると、場内は大きな歓声に包まれた。

この番組をきっかけに親交が深まり、コラボ曲を制作することになったという2人。女の友情をテーマにした「For my Sister」には、「マイケルの伝えたかったことが詰まっている」と話し、ソウルフルな歌声と絶品のハーモニーを響かせて熱い抱擁を交わした。

サプライズゲストはこれだけに留まらず、番組でインタビューしたダンサーのケント・モリも会場に駆けつけた。AIは久々の再会を果たしたケント・モリとのトークも楽しみ、マイケルの命日を縁ある人物とともに笑顔で過ごした。

なお、MUSIC ON! TVでは今後「AI miss MICHAEL JACKSON ～KING OF POPの奇跡～」に加え、このスピンオフ番組も放送。AIとジュディス・ヒルの共作に密着したドキュメンタリーや、ケント・モリのヒストリー番組が順次オンエアされる。