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「MASHROOM」でフレデリック、オーラル、テレンが坂本九を歌う

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「MASH A&R presents MASHROOM 2016」での集合写真。(Photo by Viola Kam [V'z Twinkle])

「MASH A&R presents MASHROOM 2016」での集合写真。(Photo by Viola Kam [V'z Twinkle])

昨日1月17日に東京・LIQUIDROOMでMASH A&R主催のライブイベント「MASH A&R presents MASHROOM 2016」が開催された。

「MASHROOM 2016」にはフレデリックTHE ORAL CIGARETTESLAMP IN TERREN、パノラマパナマタウンが出演。またラウンジエリアでは各バンドプロデュースによるフードとドリンクが提供されたほか、バンドメンバーの等身大パネルや書き初めが展示されており、来場者はライブ以外の場面でもイベントを楽しんだ。

トップバッターを務めたのは2015年12月に行われたオーディションライブ「MASH FIGHT! Vol.4」の覇者であるパノラマパナマタウン。4人は「パノラマパナマタウンのテーマ」でライブをスタートさせ、ヒップホップとガレージロックの要素を融合させたサウンドで観客を盛り上げていく。さらに「新しいロックの形を持ってきました」と言って「SHINKAICHI」を投下するなど、堂々たるパフォーマンスを見せつけた。

2番手のLAMP IN TERRENは1曲目に「メイ」を披露。松本大(Vo, G)は語りかけるようにしっとりと歌い出し、徐々に熱を帯びた歌声を響かせる。「僕らも一歩ずつ進んでいくので、皆さんもついてきてください」という力強い松本の言葉のあとに届けられた彼らの代表曲「緑閃光」では、エモーショナルなアンサンブルが会場を包み込んだ。そしてバンドは「multiverse」でシンガロングを巻き起こし、最後は「ワンダーランド」でフィニッシュ。2016年1発目のライブをエネルギッシュに駆け抜けた。

続いて登場したのはTHE ORAL CIGARETTES。「そろそろウズウズしてきてんちゃう?」と山中拓也(Vo, G)がライブ冒頭から観客を煽り、人気曲「mist...」でフロアに熱狂の渦を生み出していく。また2015年に声帯ポリープ摘出手術を受け、バンドの一時休止を余儀なくされた経験を持つ山中は「ちゃんとライブに来て、歌ってる人そのものを見てほしい。どん底を見て這い上がった人間は強いから」と自身の思いを語り、「起死回生STORY」でパワフルな歌声を聴かせた。熱気を保ったまま彼らは最新アルバム「FIXION」から「カンタンナコト」「狂乱 Hey Kids!!」というキラーチューンを連投し、観客をヒートアップさせた。

トリを飾ったフレデリックは浮遊感のあるナンバー「峠の幽霊」でライブの口火を切る。序盤に「オドループ」を届けて場内をダンスフロアへと変貌させ、その後「DNAです」「プロレスごっこのフラフープ」などエッジーなナンバーを畳みかけていく。その後三原健司(Vo, G)が2012年の第1回の「MASH FIGHT」で特別賞を受賞したが、グランプリを獲得できずに悔しい思いをしたことを振り返り、「特別賞はフレデリックがオンリーワンである証拠。フレデリックについてきてほしい」と話してから「トウメイニンゲン」を歌唱。彼らはラストに「ハローグッバイ」を披露してライブを終えた。

アンコールではフレデリック、THE ORAL CIGARETTES、LAMP IN TERRENのメンバーからなるシャッフルバンド2組が登場した。1組目は三原健司(フレデリック)と松本大(LAMP IN TERREN)がボーカル、赤頭隆児(フレデリック)がギター、あきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)がベース、中西雅哉(THE ORAL CIGARETTES)がドラムのセッションバンド。彼らは坂本九の名曲「明日があるさ」をカバーして観客と合唱を楽しんだ。2組目のセッションには山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)、三原康司(フレデリック)がボーカル、鈴木重伸(THE ORAL CIGARETTES)と大屋真太郎(LAMP IN TERREN)がギター、中原健仁(LAMP IN TERREN)がベース、川口大喜(LAMP IN TERREN)がドラムで参加。彼らはウルフルズ「ええねん」カバーでコラボセッションに興じ、にぎやかなムードの中でフィナーレを迎えた。

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