チャランポらしさ健在ライブでTRF、アナ、EXILEネタ拝借

チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンによる全国ツアー「五月病の特効薬ツアー2014」が、昨日5月25日に東京・東京グローブ座公演でファイナルを迎えた。

チャラン・ポ・ランタンが7月にエイベックスからメジャーデビューするという衝撃のニュースと共に幕を開けた、今回の全国ツアー。ファイナルとなった東京グローブ座公演は昭和の名曲「スーダラ節」のカバーからスタートした。その後、「これからしばらくは押し曲とする」というメジャー1stシングルの表題曲「忘れかけた物語」や、手切れ金が絡む別れがテーマのシュールな歌詞を「Let It Go～ありのままで～」のメロディに乗せて披露した「潮時2014」など、アンコール含め全21曲が披露された。

小春（Accordion）とカンカンバルカンのセッションコーナーでは、各会場でその土地にまつわるご当地ソングを届けており、この日は“東京”にちなんでクリスタルキング「大都会」を演奏。ちなみに前日の公演では、会場のある新大久保といえばK-POPということでKARAの「ミスター」をヒップダンス付きでパフォーマンスした。

MCでは、チャランポの2人がメジャーデビューすることを改めてファンに報告。「メジャーに行っても染まっていかないよ……染まったりなんかしないよ！」という言葉に続いて始まったのは、TRFの「survival dAnce ～no no cry more～」だった。小春のアコーディオンとカンカンバルカンの生演奏でエイベックスの大先輩のヒット曲を堂々と歌い、観客を派手に煽るもも（Vo）のパフォーマンスに、会場は大盛り上がりで応えた。

なお、この公演の最後には、6月28日に東京・新宿LOFTでチャラン・ポ・ランタン主催ライブ「女をなめんなよスペシャル Vol.5 ～ジューンブライドは私のもの！～」を行うことをアナウンス。さらにメジャー第1弾シングル「忘れかけてた物語」のアーティスト写真とジャケットデザイン、表題曲のビデオクリップのショートバージョンも一斉に公開されたので、ファンはチェックしておこう。

■チャラン・ポ・ランタン / 忘れかけてた物語 （ちょっとだけショートヴァージョン)