トミタ栞、saku sakuで「将来の夢を描くことができた」

3月28日の放送をもって現体制での放送を終了するtvkの音楽情報バラエティ「saku saku」。この番組の映像作品「saku saku Ver.10.0 / 大きな分かれ道」の発売記念イベントが昨日3月9日に神奈川・海老名ビナウォークにて開催された。

イベントには「saku saku」の5代目MCを務めるトミタ栞をはじめ、黒幕やギフト☆矢野ら“屋根の上の住人”が登壇した。黒幕はこれまでの番組DVD作品を振り返りながらそれぞれの作品のロケでの思い出を披露。大分ロケを行った今回の「saku saku Ver.10.0 / 大きな分かれ道」では、撮影の成功を祈願して風呂に入らなかったもののトミタ栞に「生ゴミの臭いがする……」と言われてすぐに風呂に入ったエピソードを紹介して笑いを誘った。

続いて歴代MCからの手紙をトミタ栞が読み上げる。彼女は木村カエラから届いた「黒幕さん、お元気ですか？ 当時、『saku saku』MCをしていて、黒幕さんに鍛えられ、ガンダムには詳しくなるし、本当にいろんな経験をさせてもらい『わけのわからない大人でスゴイなあー』と思っていました。そして、『黒幕さんはずーっと屋根の上にいるんだろうなー』って思っていたのでなんだか寂しい気持ちですが、13年間もしゃべり続けてきたんですよね……本当にお疲れ様でした」というメッセージをはじめ、三原勇希、中村優、あかぎあいからのコメントを紹介した。

そして黒幕の「お前ら最高のクソ野郎だ！」という掛け声を合図に歌のコーナーへ。「別府ヒップホップ」を全員で熱唱したほか、黒幕のピアノ伴奏で「杵築（きつき）のうた」が、トミタ栞のギター伴奏で「サクサカーのうた」が歌い上げられた。最後にトミタ栞は「初めての仕事が『saku saku』でした。最初はどうしていいのかわかりませんでした。続けるうちに皆さんがこの番組を長く続けてこられた理由がわかりました。たった2年でしたがいろいろ勉強し、将来の夢も描くことができました。ありがとうございました」と挨拶。観客からの大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。