ミラーマンとクウチュウ戦による共同企画イベント「ミラー戦隊クウチュウマン 東京編」が、2月21日に東京・下北沢Basement Barにて行われた。
2月11日にLIVE HOUSE Pangeaで行われた大阪編に続いての開催となった今回はゲストに或る感覚を迎え、3バンドでの対バン公演となった。トップバッターはミラーマンが務め、「ばんねん」「YOUTH」など牧歌的なメロディとトリプルギターならではの豊かなアンサンブルを聴かせるナンバーで、オーディエンスの心を着実につかんでいく。山本剛義(Vo, G)は大阪公演と同様に、この日の公演もチケットが完売したことをうれしそうに報告。ユーモアを交えたMCと、新曲2曲を披露するサービス精神満点のパフォーマンスを届けた。
主催者2組に挟まれる形で登場した或る感覚は、轟音のギターサウンドとロン(Vo, G)の太く情感豊かな歌声でフロアを圧倒する。クウチュウ戦の大ファンというロンは中盤で「クウチュウ戦の小林さんが好きって言ってくれた曲をやります」と「カウンター」をプレイしたり、観客に最近食べた魚を聞いて回り「初夏のピラニア」へとつなげたり、トークでも観客を楽しませていた。
トリを飾ったクウチュウ戦は、井上陽水の「なぜか上海」をバックに登場し、激しく妖艶な旋律から始まる「白い十代」でライブをスタートさせた。続けて先日ビデオクリップが公開されたばかりの「予言」を披露し、時事ネタ混じりのMCを混ぜ込みつつライブを進行していく。哀愁漂う「押入れのスターシップ」では「どうもありがとう。クウチュウ戦でした」とリヨ(Vo, G)が挨拶したことを機に、バンドは演奏の勢い加速させライブ本編を締めくくった。その後、アンコールで再びステージに姿を現した彼らは「アンコールありがとう。予定通り」とオーディエンスの笑いを誘い、「意気消沈」をドロップ。息つく暇を与えない怒濤の曲展開で会場を飲み込み、この日のイベントに幕を下ろした。
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ミラーマン&クウチュウ戦、或る感覚交え下北沢で激突
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