奥田民生、九州弾き語りライブでユーミン&イエモンカバー

1

899

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 137 139
  • 544 シェア

奥田民生の弾き語りライブ「北九州市制50周年記念 SPACE SHOWER TV × J:COM present 奥田民生 弾き語り SPECIAL LIVE」が11月24日、福岡・北九州芸術劇場大ホールにて開催された。

奥田民生

奥田民生

大きなサイズで見る(全4件)

この公演はスペースシャワーTVとJ:COMの主催による招待制ライブで、当日は多数の応募から抽選で選ばれた400組800名のファンが会場に集まった。ステージは中央にオフィスチェアが置かれ、その周りをリズムマシンや数本のギターが囲むシンプルなセット。そこにカジュアルな格好の奥田がふらりと登場し、客席の声に応え軽く片手を上げる。ライブは最新アルバム「O.T. Come Home」から「ちょっとにがい」「マイカントリーロード」の2曲を披露して始まった。

「弾き語りでなんとか1時間以上……“なんとか”しようと思っております(笑)」「何曲やれとは言われてないので、生まれた時の話を45分間くらいしようかと」という奥田の冗談に、客席からはクスクスと笑い声が起こる。ホール会場での弾き語りライブということで、会場には静かな雰囲気が漂う。チューニングの間もジッと静かに見守り続ける観客に奥田は「もしかしてお客さんもどうしていいかわからない感満載?」「チューニングで拍手をもらったのは初めて!」などツッコミをはさみ、和やかな空気を作りながらステージを進行させた。

しかし歌が始まれば観客の“優等生”ムードは一転。彼の弾き語りライブではお馴染みの「野ばら」「ひとりカンタビレのテーマ」といったナンバーやニューアルバムの楽曲、そしてユニコーンの「あやかりたい'65」「すばらしい日々」が繰り出されると会場は大いに盛り上がる。ラストナンバーの「さすらい」を披露して彼がステージを離れても、アンコールを求める声は鳴り止まなかった。

お祭り騒ぎのような空気に迎えられ再びステージに現れた奥田は「1人でやってる真骨頂、このいい加減さを徹底的に観せてあげます!」と語って荒井由実の「ひこうき雲」、THE YELLOW MONKEYの「球根」というカバー曲を立て続けにパフォーマンス。会場をさらなる興奮の渦に巻きこんでいく。最後は本編にて脱力気味にプレイしていた「マシマロ」を、1回目とはまるで異なる力強い歌声と演奏でパフォーマンス。演奏に手拍子が重なり、会場は一体感に包まれたまま終幕を迎えた。

この日のライブの模様は2014年1月11日(土)にスペースシャワーTVで特別番組としてオンエアされる。ファンは楽しみにしておこう。

北九州市制50周年記念 SPACE SHOWER TV × J:COM present 奥田民生 弾き語り SPECIAL LIVE 2013年11月24日福岡県 北九州芸術劇場大ホール セットリスト

01. ちょっとにがい
02. マイカントリーロード
03. 野ばら
04. ひとりカンタビレのテーマ
05. ぼくら
06. 一輪の車
07. The STANDARD
08. 息するように
09. あやかりたい'65
10. すばらしい日々
11. マシマロ
12. 風は西から
13. CUSTOM
14. さすらい
<アンコール>
15. ひこうき雲(荒井由実)
16. 球根(THE YELLOW MONKEY)
17. マシマロ
※カッコ内はオリジナルアーティスト

スペースシャワーTV「奥田民生 弾き語り SPECIAL LIVE」

初回放送:2014年1月11日(土)19:00~20:00
リピート放送:2014年1月13日(月)22:00~23:00 / 2014年1月23日(木)24:00~25:00 / 2014年1月29日(水) 22:00~23:00

この記事の画像(全4件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

奥田民生、九州弾き語りライブでユーミン&イエモンカバー http://t.co/gXi8YggHwT

コメントを読む(1件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 奥田民生 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。