仮面ライダーエグゼイド＆ビルド、飯島寛騎が犬飼貴丈へバトンパス「変身を大事に」

本日8月27日に最終回を迎えた「仮面ライダーエグゼイド」と、9月3日放送スタートの「仮面ライダービルド」。両ヒーローのバトンタッチ会が、本日東京・六本木ヒルズのけやき坂にて開催された。

けやき坂を封鎖して行われたこのイベントへは、200組の親子が参加。そのほか沿道にも大勢の観客が押し寄せた。まず仮面ライダーエグゼイドと仮面ライダービルドがハイタッチパレードを行った後、ステージに宝生永夢役の飯島寛騎と桐生戦兎役の犬飼貴丈が登壇した。

ステージ上ではしいはしジャスタウェイ（御茶ノ水男子）の進行のもと、犬飼から飯島へエグゼイドカラーの花束が、飯島から犬飼へビルドとエグゼイドカラーのバトンが手渡された。飯島は、「エグゼイド」最終回の放送を受け「つい最近1話を観たような感じです。今日僕も早起きしてオンエアを観たんですが、1年って早いんだな、すごく濃い1年だったなと思います」と心境を語る。この1年の現場を振り返り「季節に応じての対応が大変でした。体調管理は一番気を付けなきゃなって思っていて。永夢は医者なのに、医者にお世話になるのダサいじゃないですか（笑）。冬はヒートテック5枚着てました」と明かし、犬飼を「永夢もヒートテック着るんですね！」と驚かせた。

「ビルド」への主演が決まってから初めて観客の前に立った犬飼は、「早く『仮面ライダービルド』を皆さんに届けたくてウズウズしてます」とコメント。ビルドの第一印象を聞かれ「カッコいいですよね」と話すと、飯島も「エグゼイドを観てたちびっこからしたら、『ライダーって目があるんじゃないの!?』ってなっちゃいますよね。それだけエグゼイドはインパクトがありましたよね」と笑う。また飯島は、「仮面ライダードライブ」主演の竹内涼真の名前を挙げ「竹内くんも言ってたけど、スタッフは家族だと感じるようになる。これは一生の財産になると思います」と熱く語る。犬飼に「ありがとうございます！」と言われると、「この僕が、先輩ですよ？（笑）」と照れた表情を浮かべた。

先日「ビルド」第1話の完成版を観たばかりだという犬飼は「戦兎は物理学者なので、物理を駆使して戦うところを観てほしいです。あと会話劇が多くて、テンポのいい会話が気持ちよく進んでいきます。そこも楽しんで観てもらえるのでは」とアピール。そして飯島から犬飼へのアドバイスとして、「仮面ライダーでは変身を大事にしてもらいたい。動きだけじゃなくて、キレとカッコよさを意識してほしいですね」という言葉が贈られた。

また現在公開中の「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」が、本日放送された「仮面ライダーエグゼイド」最終話のその後の物語であることが明らかに。飯島は「最終回後のお話ということで、もうすでに映画を観てくれた方も、何回でも観てほしいですね」と観客に訴えかける。さらに同映画ではエグゼイドとビルドが対面していることから、飯島が「ビルド、めちゃめちゃ強いです！」とコメント。この展開が12月9日公開の「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」にもつながっていることが発表された。

終盤には飯島が仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー、犬飼が仮面ライダービルドの変身を生披露。「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ！」「勝利の法則は、決まった！」というそれぞれのセリフに大歓声が上がった。最後に飯島が「『エグゼイド』の最終回は終わりましたが、映画も公開中ですし、冬映画にもつながっていきます。『ビルド』も来週始まるので、仮面ライダーはまだまだ終わらないんです！ 僕のことは忘れても、エグゼイドのことは忘れないでください！」と、犬飼が「ビルドは来週9月3日朝8時からスタートですので、ぜひとも観てください！」とイベントを締めくくった。

「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」は全国の劇場で上映中。「仮面ライダービルド」は9月中は毎週日曜朝8時から、10月以降は朝9時からの放送となる。