「獣道」伊ウーディネ映画祭で上映、伊藤沙莉が「私のすべてを注いだ作品」

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獣道」が、第19回ウーディネ・ファーイースト映画祭にてイタリア現地時間4月25日に上映され、監督・キャストらが登壇した。

「獣道」舞台挨拶の様子。左からプロデューサーのアダム・トレル、伊藤沙莉、アントニー、内田英治。

「獣道」舞台挨拶の様子。左からプロデューサーのアダム・トレル、伊藤沙莉、アントニー、内田英治。

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「獣道」ポスタービジュアル

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「下衆の愛」の内田英治が監督を務める本作は、地方都市を舞台に宗教団体、育児放棄、性産業などに翻弄される少年少女の姿を描いたブラックコメディ。自分の居場所を探し風俗の世界に身を落とす少女・愛衣を伊藤沙莉、愛衣に思いを寄せる少年・亮太を須賀健太が演じた。

同映画祭には、キャストである伊藤とアントニー、監督の内田、プロデューサーのアダム・トレルが参加。上映会場の1200席は満席となった。伊藤は「グラッチェ。私のすべてを注いだ大切な作品になっています。ぜひ楽しんでご覧ください」と挨拶。アントニーは現地で話題になっているYouTube動画のネタを用いたイタリア語で「入国審査で止められました。私は日本人です」と発言して爆笑を起こした後、「僕もこう見えて日本人で、この映画を観るのが初めてなので、皆さんと同じく気持ちが高ぶっています。どうぞ最後までお楽しみください」と話す。そして本編終了後には、スタンディングオベーションも起こった。

「獣道」は7月15日に東京・シネマート新宿ほか全国で公開。

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(c)third window films

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