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百田尚樹の小説をもとにした本作は、明治から昭和にかけて石油で一大事業を成し遂げた男・国岡鐵造の物語を描く大河エンタテインメント。
まずイベントでは、岡田に加えて
続いてキャストらは、ホール内で行われた舞台挨拶へ移動。岡田は、冒頭から「レッドカー“プ”ットを歩かせていただいて……」と噛んでしまう。必死で弁解しようとするも「緊張してるんですよ! 完成を報告できるのは喜びでもあり、緊張でもあるので、皆さんや“しゃ”しく……」と再びろれつが回らず、吉岡から「大丈夫だよ」と優しく励まされた。
「空海―KU-KAI―」のために一度頭を丸めた染谷は、先ほどのレッドカーペットでのことを「お客さんに『染谷くん、髪伸びたね』って言われて……タモリさんじゃないんだから(笑)」と振り返る。野間口がやけにハキハキと「こんばんは! 野間口徹です!! 今日はこういうキャラで行こうと思って」と挨拶すると、瀧や堤もそれにならって笑いを起こした。
鐵造役の岡田は、妻・ユキ役の綾瀬について「今日久々にお会いしたら、“クニテツさん”って呼ばれました。現場では“鐵造さん”って呼ばれてたはずなのに、急に略されて……(笑)」と戸惑いをあらわに。すると吉岡も、「現場のおじさんたちの間で『リンスとコンディショナーの違いはなんだ?』って話で盛り上がってたので、綾瀬さんに聞いたら『リンスはあっさり、コンディショナーはこってり』とおっしゃって。みんなキュンとしました」と天然エピソードを披露して綾瀬を赤面させた。
本作で岡田は、鐵造の青年期から90代までを演じている。鈴木は60代を演じているときの岡田と共演したそうで、「立ち方や声の出し方が、近くにいても60歳の人にしか見えなかったんです。でも新年一発目の撮影で、そんな岡田さんが近付いてきて、小声で『お年玉ちょうだい』って言ってきた」と告白。笑いが起こる中、岡田は平然と「薫さんは(お年玉)くれましたよね」と話した。
山崎作品に2度目の参加を果たした岡田は、「監督はチャレンジャー。VFX技術が日々進化している中、ずっと勉強しながら日本のVFX界を引っ張ってきた方。そんな監督に『ともに戦おう』って言ってもらえたことがうれしかった」と喜びを語る。そして最後に、これから映画を鑑賞する来場者へ向けて「期待を裏切らない作品に仕上がっていると思うので、最後まで楽しんで帰ってください」とアピールした。
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