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竹内結子、「残穢」記者会見で「観たら後悔する」と口滑らす

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「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」記者会見の様子。左から橋本愛、竹内結子、中村義洋。

「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」記者会見の様子。左から橋本愛、竹内結子、中村義洋。

「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」のワールドプレミア上映が本日10月25日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催。それにあわせ六本木アカデミーヒルズにて記者会見が行われ、キャストの竹内結子橋本愛、監督の中村義洋が登壇した。

本作は、小野不由美の小説を原作にしたホラーミステリー。竹内扮するミステリー小説家の“私“と、橋本演じる女子大生“久保さん“が、なんの変哲もないマンションで聞こえる奇妙な音について調べるうちに体験する恐怖を描く。

同映画祭のラインナップ発表会の中で「撮影も不穏な雰囲気の場所が多かったので、一刻も早く家に帰りたいと思っていました」と述べていた竹内は、役作りで気を付けたことを聞かれ「役にあわせ自分自身の恐怖を取り除く必要がありました。現場では怖くないと自分に言い聞かせていました」と述懐する。続けて撮影現場での恐怖心を引きずらなかったかと聞かれると「家に帰ってからも引きずりました」と断言し、「寝るときにも煌々と明かりを付けていました」と撮影当時の状況を明かす。その後「観たら後悔しますよ」と述べ、しまったというような表情を中村に向ける竹内の姿に、会場からは大きな笑いが起こる。

一方、ホラー作品を観ることに抵抗はないと語る橋本は自身の役を「物語を前へと進めていくドライバーのような存在」と説明。「自分の部屋で起きている現象に関して好奇心が多分にあるキャラクターです。冒頭では、好奇心から出発することを意識して、その後は好奇心と恐怖心のバランスを意識しました」と役作りについて話す。取材陣から、寝るときは部屋を明るくしたかと聞かれると「真っ暗にしないと寝れないんです」と回答。その言葉を聞いた竹内からは羨望の眼差しが寄せられた。

久々にホラー映画を監督しさまざまな発見があったと語る中村は、制作時に注意したことを聞かれ「僕の場合、意識して制作しないとコメディ寄りになってしまうんです。だから今回は、まず暗いスタッフを集めるってことを意識しました」と冗談交じりに回答。完成品を観た感想を問われると「今回の作品は僕自身も怖かったです」と語り、自信をのぞかせた。

作品の見どころを聞かれた橋本は「怖さだけでなく、ミステリーの部分も見どころです」と力強くコメント。「結末の意地悪さにも注目してほしい」と言葉を重ね、「最近の映画にはあまりない意地悪さなんです。それを皆さんにも体験してほしいです」と呼びかける。最後に同じ質問を受けた竹内は「こんなに頼もしい相棒を得ることができて、幸せに思います」と初共演の橋本を賞賛したあと、「愛ちゃんがおっしゃった意地悪な真相の中に救いはあるのか、皆さんに見つけてもらいたい」と呼びかけた。

「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」は2016年1月30日より全国ロードショー。

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