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「Private Fears in Public Places」は、日本初上演となるアラン・エイクボーンの作品。2004年にイギリスで上演された本作は、“舞台上の映画”を意識して作られ、2006年にはアラン・シネが監督し、「Cœurs」として映画化された。翻訳を
チケットの一般販売は3月8日にスタート。小田島と元吉のコメントは以下の通り。
小田島創志コメント
少し笑えて、少し怖くなって、少し不安になる―それが、アラン・エイクボーン作Private Fears in Public Placesの特徴だろう。この作品、イギリスにいかにもいそうな登場人物しか出てこない。ものすごい悪人が出てくるわけではないし、ものすごい重大事件が起こるわけでもない。しかし、個人と個人が少しずつ絡み合っていくなかで、それぞれの心の中に、さざなみが広がっていく。社会は様々な線で分断されてしまっている。
その線の枠内で、自分(たち)のことしか考えられないと、どのような孤独に陥るか──そんな、めぐり合う孤独たちの物語をぜひ堪能してほしい。そして、とにかく会話が面白い。イギリス演劇の醍醐味が詰まっていて、言葉の裏に、ユーモアと棘、“fear”が折り重なっている。その複層的な味わいが出るよう、翻訳に向き合い続けている。うまく翻訳できるかな、という“fear”と戦いながら……。
元吉庸泰コメント
「Private Fears in Public Places」ダブルにもトリプルにも取れるタイトルのミーニング。アラン・エイクボーンの近年の作品。先ず、この作品の日本初演に携われること、そして贅沢な小空間にこれだけの手練の俳優の皆様が集まってくださったこと。
その幸運に感謝致します。ここでは言えないことばかりですが、本当に偶然に偶然が重なりこの作品をやれることになったのです。不思議な縁に恵まれています。
54ものシーンで構成される、不思議な縁で微妙に繋がるこの物語の登場人物たち。そう54もシーンがあるんです! 演出家としては困ったもんです。そんなところにエイクボーン氏の嘲笑も聞こえそうですが。真面目にこの戯曲が今の日本で上演される意味を考えつつ。この喜劇を楽しみたいと思います。
本作は今から約20年前のロンドンが舞台。今現在これから日本が突入しようとしている旧世代の価値観の崩壊と斜陽の中の物語です。一生懸命に、生活をし。一所懸命に、孤独と不安というものを捉えようとした彼らに会いに来てくだされば幸いです。
Private Fears in Public Places
開催日程・会場
2026年4月24日(金)〜5月24日(日)
東京都 シアター代官山
スタッフ
出演
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