井上芳雄が思い描く日本のミュージカルのあるべき姿は？著書「ミュージカル新時代」発売

井上芳雄の著書「ミュージカル新時代」が、12月22日に日経BPより発売される。

井上のデビュー25周年を記念して出版される本作は、ミュージカルの今と未来を語り尽くす、彼の思いが凝縮された一冊だ。世界と日本のミュージカル界で今何が起こっているのか、その中で日本のミュージカルがどうあるべきかについて、ミュージカルを愛する井上ならではの視点で語られる。

本書は大きく2部構成となっている。「第1部 ミュージカル界の新しい波」では、韓国での歌のレッスンや韓国ミュージカルの魅力、活気が戻ったアメリカ・ブロードウェイの原動力、そして一時閉館した東京・帝国劇場への思い、「日比谷音楽祭」で見えた景色などを詳述。さらに、作家・作曲家の育成の重要性、ミュージカルを志す人たちに伝えたいことなどにも触れる。「第2部 ミュージカルの可能性に挑む」では、井上自身が出演した「ダディ・ロング・レッグズ」「ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル」「ベートーヴェン」「エリザベート」など、具体的な作品を通じてミュージカルの可能性を探求する。価格は税込2200円。

井上は現在、ミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」に出演中。