舞台「忘却バッテリー」は、
開幕に際し清峰葉流火役の
要圭役の
さらに脚本・演出の山崎は「とにかくユーモアを持ってやれる座組なので、常に目の前に来たものをどうやって楽しんで乗り越えるか、という気持ちでシーン作りに挑んでいきました。お客さまが入ってそれがようやく報われるというか、解放されると思うので、その解放の時を楽しみにしていますし、ぜひ目撃しにお越しいただきたいです」と意気込んだ。
コメント全文は以下の通り。東京公演は10月19日まで。本公演はその後、25・26日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでも行われる。また本作のBlu-rayが来年5月22日に発売されることが決定。また本公演の10月16日13:00開演回と18:00公演はニコニコ生放送にて配信も行われる。
田中涼星コメント
このカンパニーはすごく強くて明るいので、みんなで前向きに手を繋ぎながら色々なことを乗り越えてきました。まずは初日を迎えられることをすごく嬉しく思います。
僕はエースで4番という野球をやっている皆が最も憧れるようなポジションの役を演じさせていただくのですが、ピッチングフォームとバッティングフォームが要になるかなと思ったので、毎日鏡でチェックしながらフォームを研究して、どれが一番かっこいいんだろう、ということを追求してきました。
原作のある作品で主演を任せていただくのは初めてなのですが、今回の稽古を通じて今日まで色々なことを見て感じて、改めてこの作品に主演として立てることがすごく光栄なことで、すごく幸せ者だと思っております。
ここまで積み上げてきたものを信じて、皆のこと自分のことを信じて、あとはお客様に届けるだけです。全員で必死に走り抜いて、無事に千秋楽を迎えられればと思います。
最後まで全力投球で行きたいと思いますので、ぜひ劇場で楽しんで帰ってください。
荒牧慶彦コメント
僕はこの作品のコメディ要素を担うと言いますか、アホになっている時はチームメイトたちをかき乱したり、思いもよらない言動で周りをハッとさせるような役割を担っているので、そういう部分を全力でやれたらと思っていますし、僕自身も彼らの戸惑いを楽しみながらやりたいと思っています。日々彼らが戸惑ってる姿を、ぜひお客さまも一緒に体験してください。
結構いろんなところで「要圭のパイ毛を楽しみにしていてください」と言い過ぎてしまったのでハードルが上がっていると思うのですが、ぜひ皆さん心のハードルを下げて、改めて冷静になって判断していただきたいです(笑)
全力投球バッチ来い!!
上山航平コメント
約1ヶ月半が本当に一瞬で過ぎ去ったような感覚です。たくさんの想いがありますが、何よりも、早くこの作品を皆さんにお届けしたいという気持ちが昂っています。
コメディの要素が多い作品ですが、その中に入ってくるシリアスなシーンもすごく見所だと思っていて、その中でも藤堂にも忘れたいけれと忘れられないような記憶、過去と向き合うシーンがあり、誰しも絶対に共感できる部分がある場面だと思って必死に向き合って稽古しました。
僕自身、ずっと野球をやっていた身として、この舞台を本当に楽しみにしていたので、ついに初日を迎えたことがすごく嬉しくて、この最強なメンバーと最強な作品を早く皆さまにお届けしたいなという気持ちでいっぱいです。ぜひ生で、この熱さを体感していただきたいです!
大見拓土コメント
本来演じる予定だった櫻井圭登さんに代わって演じさせていただきますが、本当にチームメイトの皆さんや、たくさんのスタッフの方の支えがあってここまで来られたので、初日を迎えられることへの感謝の気持ちを胸に、「忘却バッテリー」の世界を存分にお届けできるように頑張りたいと思います。
千早にはフィジカルの面で抱いているコンプレックスがありまして、僕も中・高校生の時に野球をやっていて実際に感じていたことや、コンプレックスとの向き合い方に重なる部分がすごくあったので、そのリアルさを大事に千早と同じ想いで舞台に立てたらと思っております。
今年1番熱くて面白い舞台を作る気持ちで頑張ります。ぜひ銀河球場へお越しください!
納谷健コメント
稽古初日から和やかに協力し合って楽しくやってきたので、本番を待ち遠しく思っていました。あとはお客様が加わっての全員野球になると思いますので、さらに盛り上げて一緒に楽しんでいけたらと思います。
作品が持つ温かさや優しさ、リアルな葛藤を表現するにあたって、やっぱりチームワークが固くないと出来ないことだと思ったので、稽古期間から全員でたくさん声を出して、本当に部活のように進めてきました。
初日を迎えて、いま最高潮に士気が高まっていると思いますが、ここからスタートしてどんどん士気を上げていくので、その空気感を実際に味わっていただけたらと思います。
舞台というものの性質も野球も、やっぱり信じてないと繋がっていかないものだと思うので、作品自体も信じて託していただいてる身ではありますが、お客さまにも僕たちのことを信じて安心して楽しんでいただけたらと思っています。
山崎彬コメント
この作品の持つ野球シーンのかっこよさ、清峰と要を中心としたそれぞれの選手たちの繋がりや、要圭を中心としたコメディ要素のコントラストをしっかり出したいと思って作ってきました。演劇でやるからには、見たことのないシーンを沢山作りたいと思い、舞台美術や照明、映像を駆使して「あの野球の場面、どう表現するんだろう?」っていうお客さまの想像を恐らく1億倍ぐらい超えるようなものが作れたと思います。
漫画やアニメのキャラクターを演じるにあたっては色々なアプローチがあると思いますが、演じるのは俳優であって人間なので、キャラクターたちがどういう想いを持って、何をしたくて何がしたくなくて、何が楽しくて何が悔しくて、ということをちゃんと大切にしたいと思って演出しています。俳優たちともそういう話ももちろんしますが、この座組は放っておいたらそれぞれがキャラクターのポジションになっているような、言葉では言い表しにくいですが、休憩中でももう役になってるんです。演じようとしなくてもそういうバランスになっているところがとてもリアルで、2.5次元であることを忘れるような本当の野球舞台になっています。
とにかくユーモアを持ってやれる座組なので、常に目の前に来たものをどうやって楽しんで乗り越えるか、という気持ちでシーン作りに挑んでいきました。お客さまが入ってそれがようやく報われるというか、解放されると思うので、その解放の時を楽しみにしていますし、ぜひ目撃しにお越しいただきたいです。
舞台「忘却バッテリー」
開催日程・会場
2025年10月10日(金)〜19日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2025年10月25日(土)・26日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
スタッフ
原作:
脚本・演出:
音楽:
出演
清峰葉流火:
要圭:
藤堂葵:上山航平
千早瞬平:
山田太郎:
土屋和季:
国都英一郎:塩田一期
巻田広伸:
桐島秋斗:二階堂心
岩崎勤:
江口航 / 長田健一 / 清水玲雄 / 立花涼 / 羽場奎斗 / 山﨑千紘 / 嵯峨のん / 澤田理央
※千早瞬平役の櫻井圭登、岩崎勤役の細見大輔はそれぞれ体調不良、けがのため降板しました。代役として千早瞬平役を大見拓土、岩崎勤役を平川和宏が務めます。
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舞台「忘却バッテリー」開幕、田中涼星「最後まで全力投球で行きたい」(舞台写真 / コメントあり)
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