ミュージカル「ダブル・トラブル」続編 越岡裕貴&辰巳雄大、原田優一&室龍太の2ペアが出演

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ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」が、来年2月から3月にかけて東京2会場と大阪で上演される。

ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」出演者。左から越岡裕貴、辰巳雄大、原田優一、室龍太。

ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」出演者。左から越岡裕貴、辰巳雄大、原田優一、室龍太。

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ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトンが脚本・作詞・作曲を手がけた「ダブル・トラブル」は、2人の俳優が10人余りの登場人物を演じ分け、映画音楽で大ブレイクを狙う作曲家の兄ジミー・マーティンと作詞家の弟ボビー・マーティンが、恋に仕事に奮闘する姿を描くミュージカルコメディ。日本では2021・2022・2023年に上演された。

ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」ロゴ

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今回はウォルトン兄弟が脚本と楽曲を書き下ろし、その続編が上演される。本公演には、演出のウォーリー木下、音楽監督の落合崇史、振付のTETSUHARU、本間憲一という、日本版「ダブル・トラブル」の初演を手がけたクリエイターたちが集結。また翻訳・訳詞には初参加の福田響志を迎える。出演者には兄ジミー役のふぉ~ゆ~・越岡裕貴、弟ボビー役のふぉ~ゆ~・辰巳雄大ペアと、兄ジミー役の原田優一、弟ボビー役の室龍太ペアが名を連ねた。

劇中では、4年ぶりにMMGスタジオへ戻ってきたマーティン兄弟の姿が描かれる。新婚の2人は、女優ジンジャー・ヘイワースのための新曲制作に取りかかるが、ボビーのもとに「自分の脚が大事なら折り返し電話を」という不穏な伝言が届いて……。

上演に向けウォーリーは「NYで『ダブル・トラブル』を作ったウォルトン兄弟が日本版の『ダブル・トラブル』を見て、いたく感動してくれて、ぜひ続編を作りたいと言ってくれた。脚本から楽曲・歌詞すべて書き下ろし。前作以上にハチャメチャでハッピーなミュージカルが海の向こうから続々届き始めている。こうして、日本版が世界初演というあまり聞いたことのない企画が実現することとなった。なので、これが『オリジナル演出』になるわけで、その名に恥じぬよう挑もうと思う。お楽しみに」とコメントしている。

公演は来年2月8日から10日まで東京・タクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびホール) メインホール、14・15日に大阪・サンケイホールブリーゼ、20日から3月8日まで東京・I'M A SHOWで行われる。チケットの一般販売は11月16日にスタート予定。キャストからのコメントは以下の通り。

ウォーリー木下コメント

NYで「ダブル・トラブル」を作ったウォルトン兄弟が、日本版の「ダブル・トラブル」を見て、いたく感動してくれて、ぜひ続編を作りたいと言ってくれた。脚本から楽曲・歌詞すべて書き下ろし。前作以上にハチャメチャでハッピーなミュージカルが海の向こうから続々届き始めている。こうして、日本版が世界初演というあまり聞いたことのない企画が実現することとなった。なので、これが「オリジナル演出」になるわけで、その名に恥じぬよう挑もうと思う。お楽しみに。

越岡裕貴コメント

僕は、Team Fでメンバーの松崎祐介と一緒に出演しました。初演で福田と辰巳がやっているのを観て、大変そうだから絶対にやりたくないなと思っていたのですが……(笑)。

僕らの時は、ウォルトン兄弟(脚本・作詞・作曲)が初日に観に来てくれていたのですが、ハプニングでカツラが飛んでしまったときに客席で2人が大爆笑しているのが聞こえてきたことを覚えています。

2人で何役も演じなければならないので、実際にハプニングがたくさんおきますが、これもウォルトン兄弟からの挑戦状だと思っています。

これまでいろんなコンビで上演されていますが、演じる人によって全然違う作品になっていたので、今回も僕らと原田さんと室くんの2人も全然違う作品になるのではないかと思います。

「ダブル・トラブル」というくらいですから、数々のトラブルに巻き込まれるので、会場でお客様も一緒にワタワタして楽しんでもらえたら嬉しいと思います。

辰巳雄大コメント

僕は2021年の初演の時にメンバーの福田悠太と一緒に出演させていただきました。

僕らの時は、舞台上のピアノの鍵盤の上にカメムシがいたけれど、なんとか乗り切ったというトラブルが起きたことがありました(笑)。「ダブル・トラブル」というタイトルそのまま、何か起こるのがこの舞台でもあります。

2人で何役もこなすので、舞台裏での衣裳替えは衣裳さんと僕らはまるでF1のピットインみたいな状況ですが、舞台上ではそれを感じさせない どうなってるの? なんで?と思わせるようなトリックがあったり、それだけではない話の面白さがあったり、身一つでどれだけの役を演じてどれだけ皆さんに楽しんでいただけるか、まるで落語のような世界だと思っています。

また、演じてみて気づいたのは、これは兄弟の悪ふざけだな、と(笑)。兄弟でお互いを笑わせあっているんだなと思ったので、お客様を笑わせるのはもちろんですが、全力でコッシーを笑わせに行きたいと思います!

TAKE2は世界初演なので、衝撃の瞬間はまず皆さんに観ていただきたいと思っています。劇場で一緒に楽しみましょう!

原田優一コメント

初演の立ち上げメンバーとして演らせていただきました。脚本と音楽はあるけれど、日本版としてゼロから創り上げなければならないということで、初日開かないんじゃないかな?というくらい大変だったことを覚えています。

この作品は、踊るし、歌うし、いろんなジャンルのお芝居もするし、いろいろな要素がつまっているので、やること満載で、覚えること満載なので私のすべてを総動員しないと太刀打ちできないミュージカルです。

室さんは、明るい人、おちゃめな人という印象です。そんな室さんと一緒に創れることが幸せだなと思います。

お客様に客席でスカッとして家路についていただけるような、面白かったねって思っていただけるような作品が創れるように頑張ります。

室龍太コメント

僕は2022年~23年の冬に出演させていただいたのですが、とにかくハチャメチャで、必死でした。自分はあまり歌は得意な方ではないですし、タップも本格的なタップを経験したのは「ダブル・トラブル」が初めてだったので、全部初めてのつもりでやったことを覚えています。

原田さんは、舞台で一方的に見ていて、すごく多彩で面白い方というイメージはありましたが、初めてお会いした時に実際は物静かな方なのかな、と思いました。今回、原田さんから面白いところを盗みたいなと思っています。

TAKE1よりも絶対に面白くなると思っています! TAKE3につなげるくらいの気持ちで挑みたいと思います!

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ミュージカル「ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~」

開催日程・会場

2026年2月8日(日)〜10日(火)
東京都 タクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびホール) メインホール

2026年2月14日(土)・15日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2026年2月20日(金)〜3月8日(日)
東京都 I'M A SHOW

スタッフ

脚本・作詞・作曲:ボブ・ウォルトン / ジム・ウォルトン
翻訳・訳詞:福田響志
演出:ウォーリー木下

出演

兄ジミー:越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)
弟ボビー:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)
兄ジミー:原田優一
弟ボビー:室龍太

公演・舞台情報

読者の反応

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だいこんちゃん @d_yanchamaru

越岡さん、辰巳くんおめでとうございます😭
龍太くんも原田さんまで。
なんて豪華なキャスト。 https://t.co/2CX2wctjQE

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