10月に大阪・大阪松竹座にて上演される
これは高遠響の同名小説を原作に、
会見には川浪と主演・
続けてそれぞれの役柄の話に。大阪市役所の雑用処理係“どないしょう課”に所属する前田拓郎役の浜中は「真面目で一生懸命。大阪市役所の仕事もやりつつ道頓堀の問題に向き合う役どころです。台本を読んでいると、かわいそうな人だなと……もしかするとこれから変わるかもしれませんが、今のところかわいそうな印象です(笑)」と述べた。
テレビリポーター役の麻生直美役を演じる有沙は「すごく明るくて行動力があり、芯の強い女性だなというのが直美の第一印象です。彼女は世の中に本当の真実をわかってほしいという思いがあり、だからこそ、そういった生き方をしている人なのかなと思います」と語る。
松本は、“大阪が嫌いな”内閣官房長官・藤木玲子役について「内面にいろいろ抱えている人で、一見すると冷たい印象を与えるかもしれませんが、心のどこかで大阪に憧れていたり、大阪が好きだなと感じているところが垣間見えたりします。大阪の人情や温かさが際立ってくるような役として演じられたら」と意気込む。
道頓堀商店街組合の会長・柳田浩介役の海原は「大阪が元気になって明るく楽しくなったらいいなと考えているような役どころ。僕自身、ご覧になっている方が楽しいお芝居だなとか、大阪はいい街やなと感じていただきたいと思っているので、そのような気持ちが皆さんに伝われば。元気しか取り柄がない男ですから、最後まで元気に一生懸命演じたいです!」と力強く語った。
“大阪が嫌いな”内閣総理大臣・村木賢次郎役を演じるのは前田。「“大阪が嫌い”という人は、大阪の人のストレートなものの言い方が苦手だ、ということがよくあると思います。僕自身、大阪に暮らし始めたばかりの頃は飲み屋などで出会う大阪のおじさんたちの話を聞いて、みんな怖い人なんじゃないかと感じたこともありましたが(笑)、よく知っていくうちにその思いは変わった。僕が演じる総理大臣の村木も、きっと心が変わっていくのではないかと思うので、そういったところを上手に表現できたら」と話した。
「大阪市内で生まれた人間ですが、まさか大阪市長の役を演じるとは(笑)」と明るく話したのは、大阪市長の館山修役を演じる寛太郎。「道頓堀に石油が湧いたということですごく気持ちが上がったり、大阪をよくしようとがんばったり、女癖の悪いところをつかれてウッとなったり……人間臭さに満ちた人だなと思うので、そういった人間臭さが現れたらいいなと思っております」と笑顔を見せた。
会見中も和やかなムードに満ちていた本作。バラエティ豊かな顔ぶれの座組を、座長としてどうまとめようと思うか、と問われた浜中は「(座組を)まとめようとはしないです。皆さんには“勝手”にしていただいて……」と話して場を和ませる。そんな浜中に対して川浪は「文一さんとは十代の頃からお仕事してきましたが、今回またご一緒できることがとてもうれしいです。かねてより一本筋が通ったお芝居をする人だと思っていましたが、彼が主演を務める舞台でご一緒できるなんて」と感慨深げに語った。
公演は10月4日から12日まで大阪・大阪松竹座にて行われ、チケットの一般前売りは8月19日10:00にスタート。
松竹創業130周年記念「大阪は踊る!」
2025年10月4日(土)〜12日(日)
大阪府 大阪松竹座
スタッフ
出演
大阪市役所の人たち
“どないしょう課”勤務前田拓郎:
大阪市長秘書篠原匠:
拓郎の同僚山本華子:堀くるみ
拓郎の上司広瀬康夫:
大阪市長館山修:曽我廼家寛太郎
商店街の人たち
道頓堀商店街組合の会長 柳田浩介:
乾物屋の二代目高山隆平:真丸
「たこつぼ」の女店主小路やすえ:
マスコミの人たち
テレビリポーター麻生直美:
イケメン評論家河本渉:
大阪が嫌いな政府の人たち
内閣官房長官藤木玲子:
内閣総理大臣村井賢次郎:
謎のアメリカ人
アメリカ合衆国国務長官エリザベス・フォックス:
上西絵莉奈 / 岡田力 / 鈴峯ゆい / 辻野花 / 仲西陸 / 藤田功次郎 / 矢原加奈子 / 山田俊 / 吉若靖弘
あっきぃ〜🐼🍰 @AuDXriCwgkVfDoU
https://t.co/SUAEJ8pmRJ https://t.co/Qv5DPAQCcx