これは
ルヴォーは「この戯曲を今日上演するにあたり、初めて本格的にシェイクスピアに取り組む、類まれな才能の持ち主である染五郎さんとご一緒できることは、非常に光栄なことです。そして、透明感のあるあみさんも加わることで、若者の抵抗や反逆、そして彼らが私たちの未来にもたらす大いなる希望を探求する瞬間が訪れたと感じています」とコメント。
染五郎の祖父・松本白鸚、父・松本幸四郎も、かつてハムレット役を演じた。ストレートプレイ初出演、初主演となる染五郎は「歌舞伎もそうですが、シェイクスピア劇は現代人の価値観や感覚では理解しづらい部分も多いと感じます。それをいかにして現代の方々の心に届けるか。生きた演劇、生きた『ハムレット』を目指して取り組みたいと思います」と語る。
また舞台初出演の當真は「演出家のデヴィッド・ルヴォーさんにもお会いさせていただき、優しく朗らかな方で、楽しみだけど少し不安でもあると話した際に、そう思うことは誰にでもあるから気にしないでと仰って下さいました。そんな素敵な方の演出のもとお芝居が出来ることがとても楽しみです。主演の市川染五郎さんを始め、素敵な役者の皆様の中で沢山学び、考え、一つ一つのお芝居と誠実に向き合いながら頑張っていきたいと思います」と思いを述べた。
なお本作では愛知公演も予定されている。詳細は続報を待とう。
デヴィッド・ルヴォー コメント
「ハムレット」は何よりもまず、若者の悲劇です。そして、政治のシニカルな「現実」に支配された世界における、若者の命そして想像力の浪費の物語です。
シェイクスピアは繰り返しこのテーマに取り組みました――「ロミオとジュリエット」もその一例です。
この戯曲を今日上演するにあたり、初めて本格的にシェイクスピアに取り組む、類まれな才能の持ち主である染五郎さんとご一緒できることは、非常に光栄なことです。そして、透明感のあるあみさんも加わることで、若者の抵抗や反逆、そして彼らが私たちの未来にもたらす大いなる希望を探求する瞬間が訪れたと感じています。そしてこれは、シェイクスピアと、私たちが生きる現代社会との関係を改めて築く機会でもあります。
若者の喜び、愛、そして社会に対する視線は、これまでも、そしてこれからも、シニシズムという津波に対する揺るがぬ存在であり続けるのです。
市川染五郎 コメント
生きている「ハムレット」
歌舞伎もそうですが、シェイクスピア劇は現代人の価値観や感覚では理解しづらい部分も多いと感じます。
それをいかにして現代の方々の心に届けるか。
生きた演劇、生きた「ハムレット」を目指して取り組みたいと思います。
當真あみ コメント
この度、舞台「ハムレット」に参加させていただくことになりました。
舞台でのお芝居が初めてなので、お話を聞いた時は少し不安を感じていましたが、
これまでも何度か舞台を観劇して、こういうお芝居を出来たらなと挑戦してみたい気持ちがあったので、不安と感じる以上にこの作品に参加させていただける事への嬉しさがあります。
演出家のデヴィッド・ルヴォーさんにもお会いさせていただき、優しく朗らかな方で、楽しみだけど少し不安でもあると話した際に、そう思うことは誰にでもあるから気にしないでと仰って下さいました。
そんな素敵な方の演出のもとお芝居が出来ることがとても楽しみです。
主演の市川染五郎さんを始め、素敵な役者の皆様の中で沢山学び、考え、一つ一つのお芝居と誠実に向き合いながら頑張っていきたいと思います。
舞台「ハムレット」
2026年5月
東京都 日生劇場
2026年6月
大阪府 SkyシアターMBS
スタッフ
出演
※愛知公演あり。
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リンク
滝本 圭 Kei Takimoto @dogcatbirdfox
ルヴォー氏の『ハムレット』……! https://t.co/EQzvoUFTeP