これは、レズビアンの恋愛をテーマにした、
上演に向けて江本は「わざわざ、私がこういう演劇を作るのは、もっと特定の人たちの、そういう特定の感情に対して届けたいからです。意外とね、当時はなかったです。その寂しさをなんとかしてくれそうな小説も映画も、まして演劇も。たぶん、今もありそうで、ないです。いや、結構増えたようにも思いますが、足りないです。さらには、自分でも描かないといけないと思いました。それは私がレズビアンとして、ですね。今も、そういう真夜中が訪れる人たちのために」とコメントした。
江本純子 コメント
とはいえ、誰にとっても適用できる演劇ではありません。たとえば私が二十歳くらいのときに、いわゆる恋の感情を患い、苦しくて眠れない真夜中がありましたが。もしあのときこんな演劇があったら、私はその苦しさを別の感情に変えられたのではないかと。今でもあります。それは真夜中じゃなくても、寂しさで真夜中のようなと きが。その寂しさとは、まるで自分がこの世にいないような寂しさです。私に限らず、そういう思いをしている人は沢山いると思いますが。特に、わざわざ、私がこういう演劇を作るのは、もっと特定の人たちの、そういう特定の感情に対して届けたいからです。意外とね、当時はなかったです。その寂しさをなんとかしてくれそうな小説も映画も、まして演劇も。たぶん、今もありそうで、ないです。いや、結構増えたようにも思いますが、足りないです。さらには、自分でも描かないといけないと思いました。それは私がレズビアンとして、ですね。今も、そういう真夜中が訪れる人たちのために。
ジュンコエモト「真夜中に寂しくなったときに観たい演劇」
2025年4月11日(金)〜20日(日)
東京都 新宿 at THEATRE
スタッフ
作・演出:
出演
江本純子
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【舞台】『真夜中に寂しくなったときに観たい演劇』江本純子 [4月11日~20日・東京]
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「私がこういう演劇を作るのは、もっと特定の人たちの、そういう特定の感情に対して届けたいから…それは私がレズビアンとして、ですね。今も、そういう真夜中が訪れる人たちのために」