江口のりこ・那須凜・三浦透子、三姉妹役3人が語る「星の降る時」

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5月から6月にかけて東京・山形・兵庫・福岡・愛知で上演されるパルコ・プロデュース 2025「星の降る時」に向けて取材会が行われ、三姉妹を演じる江口のりこ那須凜三浦透子が出席した。

パルコ・プロデュース 2025「星の降る時」メインビジュアル

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「星の降る時」はイギリスの劇作家べス・スティールの作品。2023年に初演され、2024年度のローレンス・オリヴィエ賞のBEST PLAYにノミネートされた。海外初上演となる今回は、小田島則子が翻訳を手がける。劇中では、母親を早くに亡くし、元炭鉱夫の父に育てられた三姉妹を中心とした物語が展開。今日は三女の結婚式で、久しぶりに家族と親戚が集まっていた。人生で一番幸せな時を過ごすはずの家族だったが、過去の確執や裏切り、憤りなどが、次第に浮かび上がり……。出演者にはそのほか、父役の段田安則、三姉妹の育ての親であるおば役の秋山菜津子のほか、近藤公園、山崎大輝、八十田勇一、西田ひらり、佐々木咲華、下井明日香が名を連ねた。

江口のりこ

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読み合わせを終えての作品の印象を問われると、江口は「読み合わせのときって、どういう物語かを把握するチャンスだったりするので、今回もそれを期待して参加したのですが、よくわからなかったですね(笑)。“大きくこういう話だ”というふうに捉えたかったんですけど、読み合わせではそれができなくて。でも読み合わせの前に栗山さんが『この物語はこんなふうに捉えたらいいんじゃないか』というお話をしてくださり、その言葉に『なるほど!』と思ったので、いいことを聞けたなと思いました」と話す。

那須は「私が感じたのは、いろいろなメッセージを伝えるような大きな何かだということ。宇宙の高さから小さな家族という共同体を見るようなお話ですが、自ら大きなものを生み出そうとするのではなく、家族の中でリアルに起こる一瞬一瞬の瞬発的な爆発をつなげていくと最終的に何か大きな共同体になるんじゃないかなと感じました」と作品の手触りを語る。

三浦は「いろいろな矢印が入り乱れている作品だと思うので、読んでいてとても面白かったです。ただこれを体現するのは難しくなりそうだなと。たとえば私演じるシルヴィアと江口さん演じるヘーゼル、那須さん演じるマギーとシルヴィア、あるいは3人というように会話する相手によってそれぞれのあり方がちょっとずつ違っているんじゃないかなと思っていて、その辺りを稽古場で探っていけたら、それぞれの矢印がよりはっきりしてくるんじゃないかなと思っています」と話した。

那須凜

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「三姉妹を演じるにあたって共感する部分は?」という質問に、三浦は「私は一人っ子なので、姉妹がいるってどんな感じか、疑似体験できるのがうれしいです」と返答。江口は「家族みんなで時間を過ごしているとだんだんイラついてくるという部分は、自分自身と共通していますね。絶対そうなるんですけど、家に帰ってから『なんでもっと優しくしなかったんだろう』と反省します」と話す。那須は「家族って本当に不思議で、嫌だなって思ったことがあっても、離れるとやっぱり会いたくなるんですよね。台本の中でも『みんな大好きだよ。もっとこういう時間が持てたらいいのにね』とありますが、これは本音だろうなという気がしています」と語った。

三浦透子

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本作の演出を、栗山民也が担う。那須は「栗山さんに演出していただくのが今回4回目で、劇団青年座から外部の芝居に出た最初が栗山さんの演出作だったんです。だから栗山さんには、本当に何もわからないときからいろいろなことを全部教えていただきました」と謝辞を述べる。「私は二度目なんですけど……」と三浦が続き、「稽古の初期段階からなるべく本番に近づけていこうという、いい緊張感がずっとある稽古場です。稽古1回1回を大事にしなければと、改めて感じています」と話した。江口も栗山演出は2回目。「前回は自分の力不足をすごく感じました。そこから時が経ち、また栗山さんの演出作品に呼んでいただいたのはいい機会だなと思うので、今回は逃げないようにがんばります(笑)」と冗談混じりに語った。

公演は5月10日から6月1日まで東京・PARCO劇場、8日に山形・やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)、12日から15日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、21・22日に福岡・キャナルシティ劇場、27日から29日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールで行われる。

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パルコ・プロデュース 2025「星の降る時」

2025年5月10日(土)〜6月1日(日)
東京都 PARCO劇場

2025年6月8日(日)
山形県 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)

2025年6月12日(木)〜15日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2025年6月21日(土)・22日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場

2025年6月27日(金)〜29日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

スタッフ

作:べス・スティール
翻訳:小田島則子
演出:栗山民也

出演

江口のりこ / 那須凜 / 三浦透子 / 近藤公園 / 山崎大輝 / 八十田勇一 / 西田ひらり / 佐々木咲華 / 下井明日香 / 秋山菜津子 / 段田安則

公演・舞台情報

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PARCO STAGE(パルコステージ) @parcostage

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