命のドクドクを感じる人間喜劇、流山児★事務所「ハイ・ライフ」本日スタート

流山児★事務所創立40周年記念公演 第2弾「ハイ・ライフ」が、本日2月7日に東京のザ・スズナリで開幕する。

「ハイ・ライフ」は、チンピラ、ジャンキーの4人を描いたリー・マクドゥーガルの戯曲。流山児★事務所では2001年に初演されて以降、たびたび上演が重ねられてきた。流山児★事務所の創立40周年記念公演第2弾となる今回は、流山児祥演出バージョンと西沢栄治演出バージョンが交互上演される。流山児演出バージョンには、千葉哲也、塩野谷正幸、若杉宏二、小川輝晃、西沢演出バージョンには、塚原大助、44北川、山下直哉、五島三四郎がキャスティングされた。

開幕に際し、流山児は「ジャンキーたちの等身大の人間性（自由奔放さ）を描き、『命のドクドク』を感じる人間喜劇です。俳優でもあるリー・マクドゥーガルの戯曲は、俳優にとって最良のテキストです。役者たちは緻密に、そして大胆に『他者』を求める関係性だけでドラマを創り上げました。臨場感あふれる対面式ステージで、二組のベストプレイをじっくりとお愉しみください」とコメントした。

公演は2月18日まで。なお本作は、「第35回下北沢演劇祭」の参加作品にラインナップされている。

流山児祥 コメント

「ハイ・ライフ」は、まだケータイが無かった1984年のカナダを舞台にした劇です。

近年、コミュニケーションは、手紙や電話でなく「身体性」を喪失したメールやLINE、SNSです。

そんな情報社会にニンゲンの温もりを感じさせるドラマ「ハイ・ライフ」を次世代に継承すべく劇団創立40周年記念公演としてWバージョン上演します。

ジャンキーたちの等身大の人間性（自由奔放さ）を描き、「命のドクドク」を感じる人間喜劇です。

俳優でもあるリー・マクドゥーガルの戯曲は、俳優にとって最良のテキストです。

役者たちは緻密に、そして大胆に「他者」を求める関係性だけでドラマを創り上げました。

臨場感あふれる対面式ステージで、二組のベストプレイをじっくりとお愉しみください。