「大韓民国ミュージカルフェスティバル-第9回韓国ミュージカルアワード」授賞式が1月13日に韓国・ソウルのユニバーサルアートセンターで開催された。
「韓国ミュージカルアワード」は、「ザ・ミュージカル・アワード」を前身に、2016年にスタートしたアワードで、韓国で上演されたミュージカルを対象に、毎年1月に1年の総決算となる表彰が行われる。アワードは、専門家と観客のオンライン投票で決定。授賞式ではフォーラムステージ、アカデミーステージなどが催され、盛り上がりを見せる。なお、MCをイ・ゴンミョンが務めた。
2023年12月4日から2024年12月1日までに開幕した作品が対象となる今回。作品賞は客席数が400席未満、400席以上に分かれて選考され、400席未満の作品賞に新作「紅蓮（ホンリョン）」、400席以上の作品賞に「ディア・エヴァン・ハンセン」が輝いた。また、大賞を、日本統治時代の朝鮮を舞台に、朝鮮初のオペラ歌手を目指す青年と独立運動家たちの青春を描いた「イル・テノーレ」が射止め、同作に主演した
大韓民国ミュージカルフェスティバル-第9回韓国ミュージカルアワード
作品部門
- 韓国ミュージカルアワード大賞：「イル・テノーレ」
- 作品賞（400席以上）：「ディア・エヴァン・ハンセン」
- 作品賞（400席未満）：「紅蓮（ホンリョン）」
俳優部門
- 主演賞：
ホン・グァンホ（「イル・テノーレ」）、キム・スハ（「ハデスタウン」） - 助演賞：コ・ウンソン（「グレート・コメット」）、チェ・ジョンウォン（「ハデスタウン」）
- 新人賞：
キム・ミンソク（「ハデスタウン」）、チョン・ハヨン（「蝶・変」） - アンサンブル賞：「カム フロム アウェイ」チーム
創作部門
- プロデューサー：ソル・ドグォン、シン・ドンウォン（S&N Co.）（「ディア・エヴァン・ハンセン」「ハデスタウン」）
- 演出賞：イ・ジヨン（「ラスト・ファイブ・イヤーズ」）
- 脚本賞：チャン・ウソン（「島：1933-2019」）
- 作曲賞：ウィル・アロンソン（「イル・テノーレ」）
- 編曲・音楽監督賞：ハン・ジョンリム（「ハデスタウン」）
- 振付賞：ホン・ユソン（「カム フロム アウェイ」）
- 舞台芸術賞：
イ・ウォンソク（「ハデスタウン」舞台監督）、アン・ヒョンジュ（「グレート・コメット」衣裳）
特別部門
- 功労賞：イム・ヨンウン（劇団サヌリム）
- 児童家族ミュージカル賞：「恐竜は生きている」
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ステージナタリー @stage_natalie
「第9回韓国ミュージカルアワード」大賞は日本統治下の朝鮮を舞台にした青春群像劇「イル・テノーレ」
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