ピッコロ劇団「神戸 わが街」吉村祐樹の演出で上演、災害と演劇を考えるシンポジウムも開催

兵庫県立ピッコロ劇団 第81回公演 ピッコロシアタープロデュース「神戸 わが街」が、2月21日から23日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

「神戸 わが街」は、兵庫県立ピッコロ劇団前代表の別役実が、ソーントン・ワイルダー作「わが町」をもとに、物語の舞台を神戸に移して書き下ろした作品。1月に阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えるにあたって、このたび吉村祐樹の演出で新たに作品を立ち上げる。

また1月5日には、兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 中ホールで、「災害と演劇を考える―繋げる・繋がるために―」と題したシンポジウムが開催される。第1部では「阪神・淡路大震災におけるピッコロ劇団および社会的・文化的な状況について」、第2部では兵庫県以外の「各地域での取り組み」を紹介。その後の第3部では、「災害があったとき、演劇に携わる我々には何ができるのか」をテーマにしたディスカッションが行われる。