「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」リーディング公演本編が期間限定で公開中

1

8

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2 5
  • 1 シェア

埼玉・角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場にて無観客上演された「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」日本語訳リーディング公演の模様が、昨日10月3日より「パゾリーニの夏」のYouTube公式チャンネルで公開されている。

「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」日本語訳リーディング公演の様子。

「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」日本語訳リーディング公演の様子。

大きなサイズで見る(全4件)

これは、イタリアの映画監督・脚本家・小説家・詩人・劇作家・評論家・思想家であるピエル・パオロ・パゾリーニを広げるためのプロジェクト「パゾリーニの夏」の1つ。同プロジェクトでは今夏、「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」の来日公演、日本語訳リーディング公演、そしてパネルディスカッションが開催された。

「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」日本語訳リーディング公演は、ティーファクトリーの川村毅が演出を手がけ、手塚とおる、笠木誠、谷部央年、福士惠二、大沼百合子、糸あやつり人形一糸座の江戸伝内が出演した。映像公開は11月3日まで。

「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」リーディング

川村毅コメント

P.P.パゾリーニとは宿命的な縁を感じます。

パゾリーニの死を題材にした、このジャン・マリア・チェルボ氏の戯曲のリーディングを不意に頼まれ、一気にパゾリーニとの夏が始まりました。

日本で唯一、パゾリーニ全戯曲を上演した演劇人として、私はイタリアで認知されていたということです。

リーディング参加メンバーには、かつてパゾリーニ作品に出演してくれた俳優たちに声をかけ、久しぶりの手塚とおるさんとの仕事にもなりました。思えば、手塚さんとの出会いは2003年のパゾリーニ戯曲「オルジァ」のリーディングでした。

衣装、人形は2012年のパゾリーニ戯曲「文体の獣」の上演時に、宇野亞喜良さんがデザインしたものを復刻して使用しました。

そして今「P.P.パゾリーニの四つの死」の初邦訳リーディングが、全世界に向けて、宿命的に配信されるのです。

この記事の画像・動画(全4件)

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」リーディング公演本編が期間限定で公開中(動画 / コメントあり)
https://t.co/94AoJDDwt0 https://t.co/DIgfrNErt2

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 ピエル・パオロ・パゾリーニ / 川村毅 / 手塚とおる / 谷部央年 / 福士恵二 / 大沼百合子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします