森下佳子が作を手がける「べらぼう」は、18世紀半ばを舞台に、“江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦重こと蔦屋重三郎を軸にした“痛快エンタテインメント”を描くドラマ。珠城は女郎屋・松葉屋で、禿や振袖新造の教育係である番頭新造を務める姉貴分・とよしま、宮尾は田沼意次の甥で、一橋家の家老でもある田沼意致を演じる。また花總は、松平定信を育てた“母”宝蓮院役を務める。なおこのたび、本作に
出演に際し珠城は「今回このお話しをいただいて、私自身、新造が三つの階級に分けられていることや『番頭新造』と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。身請けされないまま年季を過ぎても廓内で働けるというのは一目置かれる理由があるので、この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています」とコメント。
宮尾は「田沼意致は、どの様な想いで動いていたのか、また田沼派が失脚した後、時を経て再登用されておりますが、その内側はいかに、、、、史実とスタッフさん、共演者の方々と共にその人物像を描き出していけたらと思っております」と意気込みを述べる。さらに花總は自身の役柄について「名門の家の妻として徳川に対してとても誇りを持っている人物ですので、男子が少ない田安家を続けていくという意識が強いかなり気位の高い人物として演じてみたいです」と思いを語った。
「
珠城りょうコメント
いつかその時が来たらいいなと夢を抱き、目標にしていた大河ドラマへの出演。お話しをいただいた時は胸が高鳴り、鼓動が速くなったのを覚えています。とても嬉しかったです!
顔合わせの時に集まったスタッフ、キャストの人数の多さと顔ぶれに身の引き締まる思いでしたが、みなさんと一緒にいい作品を作れるよう自分らしく精一杯努めたいと思いました。
横浜流星さんは常に高い集中力を保ちながらも撮影の合間は積極的に子役のみなさんともコミュニケーションを取られていたりと、いつも現場の良い空気を作ってくださっているなと感じています。共演が楽しみだった方は小芝風花さん。俳優として様々な役柄を幅広く演じられている一方で普段はカラッと明るくて可愛らしい印象がある方なので実際にお会いするのが楽しみでした。横浜さん、小芝さん、力のあるお2人が現場でどのように役に入っていかれるのか、それを側で見られることをとても楽しみにしています。
今回このお話しをいただいて、私自身、新造が三つの階級に分けられていることや「番頭新造」と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。身請けされないまま年季を過ぎても廓内で働けるというのは一目置かれる理由があるので、この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています。また、着物や髪飾り、化粧など遊女の立場や階級によっても微妙に違うので、その辺りも楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。
宮尾俊太郎コメント
幼少の頃より家族でテレビの前に集まり拝見しておりましたので大変嬉しく、また視聴者の方々から長く愛され続けている大河ドラマに出演させていただける事、大変光栄に感じております。
横浜流星さんはその甘いマスクの中に漢気のようなものを感じます。田沼意次役の渡辺謙さん、田沼意知役の宮沢氷魚さんとは同じ田沼家として共演させていただく事楽しみにしております。
田沼意致は、どの様な想いで動いていたのか、また田沼派が失脚した後、時を経て再登用されておりますが、その内側はいかに、、、、史実とスタッフさん、共演者の方々と共にその人物像を描き出していけたらと思っております。
花總まりコメント
(「べらぼう」出演について)歴史ある大河ドラマに再び出演することができるという嬉しい気持ちでいっぱいになりました。与えていただいた役割をしっかり努めたいです。
初めてお会いする方がたくさんいらっしゃるので楽しみです。すっかり大きくなられた寺田心さんと親子ということで特に楽しみにしています。
(宝蓮院は)名門の家の妻として徳川に対してとても誇りを持っている人物ですので、男子が少ない田安家を続けていくという意識が強いかなり気位の高い人物として演じてみたいです。
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