無名劇団・尾形大吾が共同プロデュースするホラーコメディ「BURNS FAMILY」

「無名劇団・尾形大吾 共同プロデュース 東阪ツアー公演『BURNS FAMILY』」が、8月30日から9月1日まで大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01、13日から16日まで東京・萬劇場で上演される。

「BURNS FAMILY」は、無名劇団と尾形大吾が共同で企画・運営を行う公演の第2弾。島原夏海が脚本・演出を手がける本作では、深い奥に暮らす家族を軸にしたホラーコメディが展開する。キャストには島原、尾形のほか、天知翔太、大塚芽依、かさね咲、神咲有希乃、充人、中井美空、松田拓士、守本圭太、原貴和、前野修一、中村ユリ、綿谷優和、川下大洋が名を連ねた。

島原夏海コメント

どこからが大人で、どこまでが子どもなのか。

家庭や子どもを持つ旧友たちがいるなかで、自分の面倒しかみていない私はなんと子どもなのだろうと思う。でも、私は家庭を持ったにも関わらず大きな子どものようだった人を知っている。私の父だ。

父は、私の面倒を見るどころか自分の面倒も見ることができないひとだった。父が今どこで何をしているかわからないが、もしもう一度やり直せるとしたら。そんなことをふと考えたこともある。

「失敗しても、もう一度やり直すこと」 それができれば、立派な大人なのだと思う。

おそらく二度と会うことはないだろう父。

せめて物語の中で仲直りを果たし、父を大人にしてやりたいと思うのだ。

今作は家族の物語。

とある風変わりな家族の大切な儀式の夜を舞台に、「大人とは」「家族とは」を考える、

コミカルで少し切ないワンシチュエーション会話劇。