これは木ノ下にとって初の単著。「東海道四谷怪談」「道成寺」「義経千本桜」など、その物語になぜその土地が選ばれたのか、古典芸能の舞台となった土地を木ノ下が旅し、書き上げた1冊だ。
発売に向けて木ノ下は「歌舞伎の作品やキャラクターが少し身近に感じられるようになって、古典を通して現代についても思いを巡らせ、おまけに、旅のお供にも連れていける……そんな本があったらいいな、読みたいな、と思いながら書きました。みなさんのお手元に、届きますように」とコメントした。
なお木ノ下が主宰する木ノ下歌舞伎「
木ノ下裕一コメント
はじめて単著を出します。
私たち現代人にとっての“歌舞伎”は、古典芸能のひとつですが、物語ができたその時、つまり、当時の人にとっては、笑うにせよ泣くにせよ、もっと切実なものだったのではないかと思います。
いつの時代も“物語”を必要とする人はいるわけですが、歌舞伎の物語を必要とした古人の心に触れたいと思いながら、舞台になっている土地を訪ね、この本を書きました。
歌舞伎の作品やキャラクターが少し身近に感じられるようになって、古典を通して現代についても思いを巡らせ、
おまけに、旅のお供にも連れていける……
そんな本があったらいいな、読みたいな、と思いながら書きました。
みなさんのお手元に、届きますように。
文学通信 @BungakuReport
歌舞伎の舞台になった場所を訪れる、木ノ下裕一単著「物語の生まれる場所へ」発売(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/gt6Qktq37H