歌舞伎の舞台になった場所を訪れる、木ノ下裕一単著「物語の生まれる場所へ」発売

8

248

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 39 149
  • 60 シェア

木ノ下裕一の著書「物語の生まれる場所へ 歌舞伎の源流を旅する」が8月6日に淡交社より発売される。

木ノ下裕一著「物語の生まれる場所へ 歌舞伎の源流を旅する」書影

木ノ下裕一著「物語の生まれる場所へ 歌舞伎の源流を旅する」書影

大きなサイズで見る

物語の生まれる場所へ

木ノ下裕一「物語の生まれる場所へ」
Amazon.co.jp

これは木ノ下にとって初の単著。「東海道四谷怪談」「道成寺」「義経千本桜」など、その物語になぜその土地が選ばれたのか、古典芸能の舞台となった土地を木ノ下が旅し、書き上げた1冊だ。

発売に向けて木ノ下は「歌舞伎の作品やキャラクターが少し身近に感じられるようになって、古典を通して現代についても思いを巡らせ、おまけに、旅のお供にも連れていける……そんな本があったらいいな、読みたいな、と思いながら書きました。みなさんのお手元に、届きますように」とコメントした。

なお木ノ下が主宰する木ノ下歌舞伎「東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』」は9月15日から29日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、10月に長野・まつもと市民芸術館 主ホール、三重・三重県文化会館 中ホール、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

木ノ下裕一コメント

はじめて単著を出します。

私たち現代人にとっての“歌舞伎”は、古典芸能のひとつですが、物語ができたその時、つまり、当時の人にとっては、笑うにせよ泣くにせよ、もっと切実なものだったのではないかと思います。

いつの時代も“物語”を必要とする人はいるわけですが、歌舞伎の物語を必要とした古人の心に触れたいと思いながら、舞台になっている土地を訪ね、この本を書きました。

歌舞伎の作品やキャラクターが少し身近に感じられるようになって、古典を通して現代についても思いを巡らせ、

おまけに、旅のお供にも連れていける……

そんな本があったらいいな、読みたいな、と思いながら書きました。

みなさんのお手元に、届きますように。

この記事の画像(全1件)

読者の反応

  • 8

文学通信 @BungakuReport

歌舞伎の舞台になった場所を訪れる、木ノ下裕一単著「物語の生まれる場所へ」発売(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/gt6Qktq37H

コメントを読む(8件)

関連記事

木ノ下裕一のほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」 / 木ノ下裕一 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします