“恐竜のことばっかり考えている劇団”、南極ゴジラの新作は恐竜たちの青春群像劇

「南極ゴジラ 第6回本公演『バード・バーダー・バーデスト』」が、9月19日から23日まで東京・すみだパークシアター倉で上演される。

これは、“どきどき、わくわく、ちょっとこわい”を掲げる南極ゴジラの新作本公演。今回は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と3つにまたがる恐竜時代を、高校生活の3年間になぞらえた、恐竜たちの青春群像劇を描き出す。出演者には劇団員のほか、ミワチヒロ、藤井憂憂、岡本ゆい、ロロの亀島一徳、鱒、U乃、DTMユニット・パソコン音楽クラブの柴田碧が名を連ねた。

脚本・演出を手がけるこんにち博士は「これまで恐竜が登場する演劇をたくさん作ってきましたが、恐竜そのものが登場人物として出てくる劇ははじめてです。こんなにも恐竜のことばっかり考えている劇団は地球規模で見ても僕らしかいないんじゃないかなと思います。そして南極ゴジラで学園ものをやるのも初めてです。満を持しての作品にとてもドキドキしています。壮大でロマンチックな物語ですが、地球史には残るはずもないような、なんてことない瞬間にスポットライトを当てる演劇にできればなと思っています」とコメントした。