過労がテーマのキュイ「OVERWORK」幕開け、綾門優季が手応え

「キュイ『OVERWORK』」が昨日6月28日に神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIにて開幕した。

これは、過労がテーマの、キュイの新作短編集。第一部「予想で泣かなくてもいいよ」では部下の不満の爆発と突然の上司の失踪を、第二部「あなたたちを凍結させるための呪詛」では部下から上司に対しての殺人未遂が描かれる。

上演に際し、綾門優季は「キュイ新作短編集『OVERWORK』初日を迎えました。『予想で泣かなくてもいいよ』はDance Base Yokohamaのワークインプログレス公演の稽古を2月に始めたことを思うと、実に5か月にわたって、本当にじっくりと育ててきた新作短編です。ずっと過労の話をしているのですが、なぜかゆったりと観ることの出来る、不思議な時間をお楽しみください。『あなたたちを凍結させるための呪詛』は敬愛する松森モヘーさんが初演から100％、いえ、120％演出を変更したため、本当に大変なことになっています。いまだに目を疑っています。ぜひご来場ください。スタジオHIKARIにて、お待ちしております」とコメントした。

公演は6月30日まで。なお一部公演ではアフタートークが行われる。