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これは、堀江安夫の新作「火の方舟」を、桐山知也が演出する公演。とある家族の一夜を描く本作では、
大学を定年退官後、とあるエネルギー関連の財団の理事長を務める広瀬真也は、妻の那津と都内に2人きりで生活をしていた。ある夜、広島の新聞社に勤める娘・洵子と、何十年と音信不通で生存さえ危ぶまれていたジャーナリストの兄・真一が2人のもとにやって来た。兄弟は、各々の来し方と世界への向き合い方について火花を散らすが……。
開幕に際し、桐山は「なんとか無事に初日が開きました。こんなに最後の最後まで色々と考え込んで試しては直しを繰り返したのは久々です。作者堀江さんの戦後日本への想いが溢れんばかりのテクストと向き合い、四苦八苦、悪戦苦闘した日々が、こうして一つの形となって、心底ほっとしています。今日、そして千穐楽まで、これを観客の皆さんと共有することで、どんなリアクションがうまれるのか……劇場でお待ちしています」とコメントした。
上演時間は約1時間35分。公演は6月23日まで。
名取事務所公演「火の方舟」
2024年6月14日(金)〜23日(日) ※公演終了
東京都 小劇場B1
スタッフ
作:堀江安夫
演出:桐山知也
出演
※チケットのハンディキャップ割引、学割あり。
こうちゃん @Miracle_Fusion
観に行きましたが面白かったですね。
いい時間でした。 https://t.co/DUWblXL15W