中野量太原作「湯を沸かすほどの熱い愛」開幕、成井豊が手応え「期待以上」

「NAPPOS PRODUCE 舞台『湯を沸かすほどの熱い愛』」が、昨日5月18日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

2016年に公開された中野量太の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」は、銭湯・幸の湯を舞台に、余命2カ月と宣告された母・幸野双葉と周囲の人々を描いた作品。同作を原作とした舞台「湯を沸かすほどの熱い愛」では、成井豊が脚本・演出を手がける。主人公・双葉を演じるのは岡内美喜子。その娘・安澄役を瀧野由美子、夫・一浩役を中村誠治郎と鍛治本大樹が務める。そのほかのキャストには、小坂涼太郎、石森美咲、筒井俊作、夏目愛海、関口秀美、和田みなみが名を連ねた。

開幕に際し、成井は「ついに初日の幕が上がりました！ 新作の初日はいくつになっても緊張しますが、切り込み隊長の筒井俊作が客席をドッと沸かせ、中盤から客席は鼻をすする音でいっぱいに。そして、終演後はいつにも増して熱い拍手。芝居の出来は期待以上。初舞台の瀧野由美子さんも『楽しかった！』と言ってました。うん、この芝居はおもしろい！ この勢いで千秋楽まで突っ走ります！」と手応えを語った。

東京公演は5月26日まで。その後、6月1・2日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。