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「さかさまのテミス」は
出版社で働くヒナタは、上司や作家とうまく人間関係を築けず悩んでいた。そんなとき、出版社と作家の間で世間を騒がすトラブルが発生。渦中に巻き込まれたヒナタのそばでは、SNS上の言葉に振り回された人々が離れていったり、近付いてきたりし……。
友池は、本作を書き下ろした経緯を「コロナの時期に世間は勿論エンタメ界も大変苦悩をしました。演劇の公演を例にとっても、公演を決行しても中止にしても仲間うちやSNSで叩かれるような時期があって。僕だけでなく仲間の団体もそれぞれ苦悩しました。その時に感じたのは、法律や明確なルールだけではなく、世間の温度感からくる正義感で反対の意見を持つ人達を断罪する人たちが多かった事でした」と述べ、「今作では、その時の思いと僕自身が映画脚本を書いた時に現場と制作会社とそれぞれの思惑で板挟みになった際の苦悩だけでなく嬉しかった事や楽しかった経験も踏まえて、得体の知れない正義感に悩む主人公の女性の恋物語を創作しました」と説明する。
そして本作に込めた思いを「物語のなかで必死に生きる人たちの生き様を通して、観劇された方々が面白がってくださったり、時に共感したり考えるきっかけになったりして、一筋の希望を持ってもらえる作品になる事を目指して、頼もしいスタッフの方々や魅力あるキャストの方々に集まって頂いて、熱く準備をしております。是非とも劇場に遊びにいらして下さい!!」と呼びかけた。
友池創作プロジェクト「さかさまのテミス」
2024年5月22日(水)〜26日(日) ※公演終了
東京都 駅前劇場
スタッフ
脚本・演出:友池一彦
出演
※U-20割引あり。
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友池さん→作家、演出家やら @bowaff
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