実話もとに荒廃した高校の再生描く「あねさきの風」、生徒役の塩田康平「沢山の答えがこの舞台に」

平成プロジェクト「あねさきの風 ～学び直しで立ち直った不良たちと学校の物語～」が3月14日から17日まで東京・俳優座劇場で上演される。

本作は、多くの生徒指導課題を抱える“教育困難校”に校長として赴任した白鳥秀幸が、学校を再生させた軌跡をつづった著書「あねさきの風」をベースにした舞台作品。実話にもとにしながら、コメディ要素を交えた“学校改革エンタテインメント”を立ち上げる。

千葉県市原市の姉崎高校に赴任した白鳥が見たのは、問題だらけの生徒たちと、荒れ果てた校庭、地域住民からの苦情が絶えない、惨憺たる光景だった。白鳥は、個性豊かな教員たちや地域の顔役である豪傑女社長を巻き込み、さまざまな改革を実行。徐々に状況が変わってきたそのとき、ある事件が起きて……。

生徒の柳健人役を演じる塩田康平は「今作のテーマは学び直しです。本当に学び直さなければならない人は誰なのか、はたまた変えるべきは人なのか、学校なのか、家庭なのか、史実に乗っ取った沢山の答えがこの舞台には、ちりばめられています」「個人的には、とても素敵な役を預からせていただきました。是非、俳優座劇場にお越しください」と呼びかけた。

本作では、作劇を塩塚晃平と太田善也、演出を高松潤が担当。出演者には藤崎卓也、横堀悦夫、塩田、内海大輔、奥村優希、小豆畑雅一、高松潤、安藤瞳、鹿野宗健、須賀田敬右、本田清佳、賀久泰嗣、君澤透、澁谷凜音、藤崎充、日沖和嘉子、宮崎敏行、木下藤次郎、高山春夫、井上夏葉、藤田朋子が名を連ねた。

塩田康平コメント

柳健人役、塩田康平です。

今作のテーマは学び直しです。

本当に学び直さなければならない人は誰なのか、はたまた変えるべきは人なのか、学校なのか、家庭なのか、史実に乗っ取った沢山の答えがこの舞台には、ちりばめられています。

ですが堅苦しい舞台では全くありません！

とても観やすく、あっという間の2時間弱になるかと思います。

個人的には、とても素敵な役を預からせていただきました。

是非、俳優座劇場にお越しください。

座組一同お待ちしております。