世界が滅んでも生活は続く、抗原劇場「雨降らす巫女の定置網漁」スタート

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抗原劇場「『雨降らす巫女の定置網漁』リクリエーション」が、本日12月22日に東京・SCOOLで開幕する。

抗原劇場「『雨降らす巫女の定置網漁』リクリエーション」より。

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抗原劇場「『雨降らす巫女の定置網漁』リクリエーション」より。

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これは、抗原劇場が「第11回せんがわ劇場演劇コンクール」のファイナリスト選出作品として上演した作品を再構築し、上演するもの。開幕に際し、作・演出を手がける山田カイルは「『丁寧な生活』という揶揄が大嫌いです。あれは、人類の滅亡とは全員が同時に死ぬことであるという貧困な想像力しか持ち合わせない人間の(そして多分、日頃そんなに自炊をしない人間の)戯言です。世界が滅んでも生活は続く。社会と共に死を受け入れてやるほど、私たちはこの国によくしてもらっていない。燃え盛る廃墟群のなか、Spotifyのインディーフォークのプレイリストでも聴きながら夕餉の支度をしよう。味噌汁を作るのはラディカルなのだ。味噌を手に入れるためにはゾンビの群れを釘バットで屠らねばならない世の中が、近いうち必ず来るのが分かっているのなら」とコメントした。

上演時間は約1時間10分で、公演は12月24日まで。なお全公演でアフタートークが行われ、22日19:00開演回には杉田協士、23日13:00開演回には小宮りさ麻吏奈、19:00開演回には亀田真希、24日15:00開演回には秋元菜々美がゲストとして登場する。

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抗原劇場「『雨降らす巫女の定置網漁』リクリエーション」

2023年12月22日(金)~24日(日)
東京都 SCOOL

作・演出:山田カイル
出演:甘井飴子、大谷莉々 / キヨスヨネスク、新上貴美

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読者の反応

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山田カイル (Kyle Yamada) @yamada_allergen

ステージナタリーに掲載いただきました。「怒りから救いへ」というテーマで始めたこの公演、最後の最後まで怒り続けたようなコメントを書いてしまった。 https://t.co/yX7jT2GsjY

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