“対立構造”を掘り下げる、月刊「根本宗子」が「新しい試み」Progress3を開催

月刊「根本宗子」による「新しい試み『Progress3』」が、11月14日から17日まで東京・音楽実験室 新世界で上演される。

根本宗子が俳優の安川まりとタッグを組んで届ける「新しい試み」は、同じ戯曲を時期を分けてさまざまな場所で上演していくことで、新作を“育てる”ことを目指す試み。その第1弾は昨年6月、第2弾は昨年8月に行われた。

第3回となる今回は安川のほかに早織が出演し、根本戯曲の“対立構造”を掘り下げる。ワークインプログレスの要素も取り入れた本公演では、30分間の上演のあとに根本と安川らによるディスカッションの様子も観客に公開。なお本企画ではキービジュアルと舞台美術を画家のharuneが担当しており、haruneは「新しい試み」の公演が重ねられるたびに舞台美術の絵を描き足している。

開催に際し根本は「3度目の新しい試みがやって参りました。今回は、自分の戯曲の対立構造の会話部分がどのようにして作られているのをお観せできたらと思っております。安川さん、早織さん、haruneさんといっしょにまた数日間の旅のはじまりです。劇場でお待ちしております」と語った。