井桁弘恵・東啓介・寺本莉緒・槙尾ユウスケが丁寧に笑いを紡ぐ「混頓 vol.1」開幕

井桁弘恵、東啓介、寺本莉緒、槙尾ユウスケが出演する「混頓 vol.1」が、本日10月27日に東京・シアターマーキュリー新宿で開幕する。これに先駆け、昨日26日に出演者の囲み取材が行われた。

「混頓 vol.1」では、劇団をテーマにした新作コントを2本立てで上演。金沢知樹が脚本・演出を手がける「え・ちけっと」、大野大輔が脚本・演出を担う「ティーチ・イン」の2本が披露され、いずれの作品にも井桁、東、寺本、槙尾が出演する。また、「ティーチ・イン」に津田健次郎が声の出演で参加するほか、お笑いトリオの伝書鳩がオープニングアクトとして出演する。

約3年ぶりの舞台出演となる井桁は「久しぶりの舞台、かつ新しい形式の公演ということで、緊張と不安が入り混じっています。『混頓』という名前の通り、混沌とした作品になっているので、どのようにお客様へ届くのかすごく楽しみです」と期待をにじませながら、「ネタバレになるので多くは語れないのですが、ステージ上で戦います（笑）。汗水垂らして一生懸命練習したので、楽しみにしていただけたら」と注目ポイントを挙げた。

ミュージカルに多数出演している東は「こういった形式の公演に出演するのは初めてなので、いつもとは少し違う、“静かな東”“新しい東”をお見せできるんじゃないかと思います。なかなか集まることができないキャストのコラボレーションをお楽しみに！」とアピール。寺本は「『え・ちけっと』と『ティーチ・イン』、テーマは同じですが違う雰囲気の作品に仕上がりました」と紹介しつつ、「私は舞台上でずっとキレてます。こんなに大きな声でキレるのは初めて（笑）」と明かし、共演者たちの笑いを誘った。

お笑いコンビのかもめんたると並行して、劇団かもめんたるのメンバーとしても活動している槙尾は「かもめんたるのコントも劇団かもめんたるの作品も、『面白いことを言って笑わせるぞ』『ツッコミで笑いを取るぞ』というテイストではないので、舞台上でしっかりと登場人物の人生を生きて、それが結果的に面白さにつながると良いなと思いながら演じています。今回の『混頓』も、キャスト同士の会話によって、丁寧にお芝居を紡いでいけたら」と意気込みを語った。

公演は10月29日まで。なお、PIA LIVE STREAMでは28日19:00開演回の模様が配信される。