笠井叡が振り付け、笠井瑞丈・上村なおか・浅見裕子・川村美紀子が踊る

「今、ショパンを踊る」が12月5日から7日に東京・国分寺市立いずみホールにて上演される。

これは笠井叡が構成・演出・振付を手がける作品で、笠井叡がこれまでソロでも踊ってきた「ピアノ協奏曲第一番」などの楽曲に、笠井瑞丈、上村なおか、浅見裕子、川村美紀子の4人が挑む。笠井叡は「人の内側にめくれた耳の形は ショパンを聴くためにある」と題した文章の中で「バッハ、モーツァルトの音楽には 動物たちは耳をそばだてない ベートーヴェンの音楽には ライオンも耳を傾ける しかし ショパンのピアノ曲は 蝶たちも踊り始める 暗いポーランドの森の中」と言い、「瑞丈はショパンに似ている 裕子はショパンの母に なおかは姉に そして 美紀子はジョルジュ・サンドを 想わせるではないか」と語っている。