「狂言ござる乃座68th」で万作・萬斎・裕基が大曲「武悪」に挑む

「狂言ござる乃座68th」が10月8日と12日に東京・国立能楽堂にて上演される。

「狂言ござる乃座」は野村萬斎が主宰する狂言会。今回は野村万作、萬斎、野村裕基の三世代で、大曲「武悪」に挑む。主人は、家来の武悪の奉公ぶりに怒り、太郎冠者を討手に差し向ける。しかし追い詰められ覚悟を決めた武悪を討てなかった太郎冠者は、主人にうその報告をして……。

そのほか、小舞「宇治の晒」「海道下り」、「蟹山伏」、素囃子「盤渉楽」、「財宝」が披露される。さらに今回の公演ではチケット購入者を対象に萬斎の初監督映画「虎の洞窟」の特別上映会も行われる。詳細は公式サイトで確認を。「狂言ござる乃座68th」のチケット一般販売は9月8日10:00にスタート。

「狂言ござる乃座68th」

2023年10月8日（日）、12日（木）
東京都 国立能楽堂

演目・出演

小舞「宇治の晒」

三藤なつ葉

小舞「海道下り」

金澤桂舟

「蟹山伏」

石田幸雄、深田博治、高野和憲

「武悪」

野村万作、野村萬斎、野村裕基

素囃子「盤渉楽」

一噌隆之、田邊恭資、柿原光博、大川典良

「財宝」

野村萬斎、野村太一郎、内藤連、中村修一