演劇ユニット手手が窓をテーマに横田創「埋葬」をリライト「窓 / 埋葬」

演劇ユニット手手 第8回公演「窓 / 埋葬」が3月31日から4月2日まで神奈川・若葉町ウォーフにて上演される。

演劇ユニット手手は、夜のピクニックを前身にした団体。今回は横田創の小説「埋葬」を原作とした作品を立ち上げる。上演に向けて作を手がける平野明は「横田創の小説『埋葬』を原作に迎え、窓をテーマに書き直ししたのち上演します。3人芝居です。テキストを音響的な言葉、情報的な言葉に分解し、DJのスクラッチの技法にアイディアを得て本作品のリズムを作りました。埋葬はとても好きな本です。読んだ時思ったのは“何かを物語るその物語自身も、物語られることを待っている。この本も待っている。だから舞台という言語を使ってこれを語りたい。”ということでした。これは『窓 / 埋葬』のテーマでもあります。舞台は2023年の春の青森県。話は八戸市の種差海岸のファミレスから始まります。ぜひお越しください」とコメントした。

演出を笠井晴子が手がけ、出演者には岩崎伶奈、笠井、坂本彩音が名を連ねた。