音楽座ミュージカルが浅田次郎の短編をもとに立ち上げる「ラブ・レター」再び東京へ

音楽座ミュージカル「ラブ・レター」が、11月3日から6日まで東京・草月ホールで上演される。

本作は浅田次郎の短編小説「ラブ・レター」を原作に、2013年に初演されたミュージカル。同作は今年6月から9月にかけ、ワームホールプロジェクトによる新脚本・新演出で上演された。7月には草月ホールで上演されており、今回は“秋公演”として再び同会場で披露される。

舞台は2022年の新宿。サトシは昔なじみのナオミとの再会をきっかけに、高野吾郎のことを思い出す。吾郎はサトシと同じように歌舞伎町で汚れ仕事を請け負って、なんとなく日々を過ごしていた。その吾郎のもとにある日、1通の死亡通知書が届く。そこに書かれていたのは吾郎の“妻”である高野白蘭の名前だった。吾郎は身に覚えのない妻の死亡通知に戸惑うが、やがてそれが、小金欲しさに偽装結婚をした中国人のものだと思い出し……。

なお一部上演回では、終演後に高校生による吹奏楽コンサートが開催される。詳細は公式サイトで確認しよう。