「MITAKA “Next” Selection 23rd」に、やみ・あがりシアター＆ほりぶん

東京・三鷹市芸術文化センター星のホールで行われる「MITAKA “Next” Selection 23rd」にやみ・あがりシアター、ほりぶんが選出された。

「MITAKA “Next” Selection」は、三鷹市芸術文化センターが2001年から毎年開催している上演企画。今回はやみ・あがりシアターが9月2日から11日まで「Show me Shoot me」、ほりぶんが29日から10月10日まで「一度しか」を披露する。

笠浦静花が作・演出を手がける「Show me Shoot me」では、趣味を中心とした生活を送る人々に、強大なライバルが現れた場合の“右往左往”が描かれる。笠浦は大学時代に東京・三鷹で暮らす同級生を訪ねた経験を振り返りつつ、「このたびは貴重な機会をいただけたことへの感謝、支えてくれた仲間、お客様への感謝、そして、どこかにいるかもしれないライバルへの思いを込めて、作品を作っていきたいと思います」とコメント。

鎌田順也作・演出の「一度しか」では、鎌田が長年住んでいる東京・北区堀船を舞台にした不思議な物語が展開する予定だ。鎌田は「秋の公演なので、暑苦しくもなく寒々しくもない。ぬるま湯で溺れる。みたいな怖くて切ない不思議なお話をやります。演劇よりも先にVHSで見た洋画が自分の原体験なので、その感触を思い出しながら、笑えるというよりも目が離せなくなるような面白さをいつも以上に目指したいと思います」と述べた。