プロペラ犬「僕だけが正常な世界」が、12月16日から25日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。
これは、
チケットの一般販売は10月29日10:00にスタート。水野、崎山、鳥越、安里、定本、ノゾエのコメントは以下の通り。
水野美紀コメント
このたびプロペラ犬第8回公演を上演することにいたしました。前回の公演の直後に妊娠が分かり、そこから出産、子育てと母業に邁進している間にコロナ禍に突入。怒涛の月日が過ぎ、(その間、去年の新国立劇場での公演など外部での作演は続けておりますが)プロペラ犬としては6年ぶりの公演となってしまいました。ここ数年で演劇のあり方も大きく変わりました。2.5次元というジャンルの台頭。配信の定着。演劇の枠はどんどん広がっています。「今」を反映できるのが演劇の面白さで、今、同じ場所、同じ時代を生きる我々が肌で感じる今ある不穏な空気、怒り、不安、喜び、希望、それらの言語化できない感覚を「今」作品化して「今」劇場でお客様と共有する。これが演劇の一つの醍醐味なのではないかと私は思います。最高のキャストと共に、楽しくも突き刺さる、プロペラ犬らしい盛り沢山の作品に仕上げたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
崎山つばさコメント
冷酷な無差別殺人を犯した男のストーリーで僕が演じるミチルという人物はまず死ぬことばかり考えているという激重なプロットを読みとても興味が湧きました。いや、そういった願望がある訳では決してありません。しかし演じてみたかった役であることは間違いありません。ミチルがミチルになった経緯や由縁を紐解いていき、作品が繊細な物語だからこそ、人物の与えられてきた環境、見てきたもの、聞いてきた音、感じてきた想いなどに細かく向き合っていけたらと思います。是非、楽しみにしていて下さい。
鳥越裕貴コメント
皆様、初めまして。
“プロペラ犬”に初参加をさせて頂きます、鳥越裕貴です。舞台観劇が好きな自分でもよく間違える、東京芸術劇場シアターウエストとシアターイースト。皆様も1度はあるのではないでしょうか? 今回の役どころ、シアターイーストと間違えてやってきた俳優。そして、そのまま物語に紛れ込んでいく。。。
現実に置き換えるとゾッと致します。この物語にシアターイースト急遽代役俳優がどう絡んで行くのか、、、僕自身、楽しみです!
安里勇哉コメント
発表されましたー!!! めちゃくちゃ楽しみなキャストばかり。そして主宰の水野美紀さんとは日替わりゲストでお世話になったのですが、今回はガッツリです! 本番はもちろんそうだけど稽古から既に楽しみ。皆さんも楽しみにしていてください! 宮下さんは丸坊主の役なのかなー。
定本楓馬コメント
今回初めて参加させて頂きます。
「僕だけが正常な世界」
タイトルを見て感じる
「正常」と書いてあるのになぜか感じる違和感。
この言葉に込められた意味が何なのか
これから知っていけると思うと楽しみです。
僕はミチルの幼馴染である「元気」を演じさせて頂きます。
観に来てくださる皆さまにこの作品が届くよう精一杯演じさせて頂きます、よろしくお願いいたします。
ノゾエ征爾コメント
プロペラって、おそらく、水野さんのことだと思うんです。あの危険なまでにブンブン回り続ける感じ。そして回っているうちに逆回転してるんじゃないかって錯覚してくる感じ。それはまさに水野さんそのものであるし(どんなものだ)、そして犬も、おそらく水野さんだと思うんです。全てを見透かしているかのようにじっと見つめていたり、いきなり飛びかかってきたり、かと思えば妙な安心感があったり。あ、水野さんは決して飛びかかりはしませんが。つまり、掌握不能な領域、それが水野さんであり、プロペラ犬の作品なんだと思います。今回は踊ったり歌ったりですって? よくぞ呼んでくださいました。ってのは冗談半分。私に何ができるだろうか。いや、考えるだけ無駄だ。ブンブンなプロペラな犬に、思いきり身を投じてみようこの秋。いや、冬。
プロペラ犬 第8回公演「僕だけが正常な世界」
2022年12月16日(金)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
作・演出:
出演:
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楠野一郎(プロペラ犬) @kusunopropeller
水野さん作演によるプロペラ犬公演、6年ぶり!でもって今回は芸劇だそうで、すごいところでやるんだなあと見上げるような思い。水野さん、俳優仕事やりつつ(外部公演含め)これだけ定期的に作演を続けている人も他にそんないないと思うわけで信念の人だなあと改めて。無茶苦茶楽しみ https://t.co/Cmq2D6WHEc